ボブ・ディラン、英国の長寿ドラマのファンだと明かし、プロデューサーから出演オファー

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ボブ・ディランが、英国で1960年から放送されている人気の連続ドラマ『コロネーション・ストリート』を観ていることを明かし、人々を驚かせ、同ドラマのプロデューサーを大喜びさせた。

◆ボブ・ディラン画像

ディランは『The Wall Street Journal』のインタビューで、『コロネーション・ストリート』や『ブラウン神父』、昔の『トワイライト・ゾーン』のエピソードを観るのが好きで、「古くさい番組だってことはわかってる。でも、くつろいだ気持ちにさせてくれる。パッケージ化された番組やニュース番組のファンではないから、それらは観ない。悪臭に満ちたものや悪意のあるものは見ない。不快なものはなしだ」と話した。

これを知った『コロネーション・ストリート』のプロデューサーは、英国の新聞『The Daily Telegraph』に「びっくり仰天した」と話し、ディランにカメオ出演してほしいとの意向を示した。すでにアイディアがあるという。「多分、オープン・マイク・ナイト(パブなどで開かれる、誰でも参加でき、歌や芸を披露するイベント)のシーンを用意できる。マンチェスターの雨の中、ミステリアスなシンガーが現れ、歌い始めるとか」

マンチェスターの架空の街ウェザーフィールドを舞台に、人々の生活やそこで繰り広げられる騒動、人間模様を描いた『コロネーション・ストリート』は1960年12月にスタートし、これまでに1万800回以上のエピソードが放送されている。



Ako Suzuki
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