井出靖、『Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで』上梓

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アーティスト、音楽プロデューサー、レーベル・オーナー、店舗オーナー、キュレーター……多彩な顔を持つ井出靖。

◆井出靖 関連画像

1960年東京生まれ、東京育ち。小学生だった1960年代から40歳を迎える2000年辺りまで、井出が実際に見て体験してきた東京の景色を、約5年に渡り断続的にメモを取りながら、全て書き下ろした“自伝本”が発刊する。

トータルで23万pvを越える、井出靖自身が発信しているnoteブログ。一軒家に例えるならば、そのブログが建物の基礎部分にあたり、各部屋の間取り、デコレーションを加筆。本書にはnoteには掲載していない加筆部分が大半を占める。東京ローカルならではの、シャイな部分を持ちながら、“個”と“孤”を大切にしながら、道なき道を生きて来た井出が、見て通り過ぎて来た“景色”が書かれている。また、写真家の伊島薫、ビジュアル・アーティストのミック・イタヤとの日本初のカセット・マガジンTRAについての鼎談、さらに音楽プロデューサーの牧村憲一、近藤雅信との30年振りのよもやま話も掲載される。


『Rolling On The Road 僕が体験した東京の1960年代から90年代まで』

2023年1月10日(火)
装丁:384ページ / 四六判
デザイン 小野英作
編集  辛島いづみ(川勝プロダクション)
発行者 井出 靖
発行元 Grand Gallery
発売元 有限会社キング・コブラ
東京都渋谷区富ヶ谷1-5-3 岸ビル1階
販売価格:¥3,300- (税込)
印刷・製本 シナノ印刷

(以下目次より一部抜粋)
・白いバギースーツと熱狂の誕生/オリジナル・ラヴ
・オリジナル・ラヴのデビュー/そしてジャズで踊るムーブメント
・クレモンティーヌのウィスパーヴォイス/夜11時からの打ち合わせが続く超多忙な日々
・日比谷野外音楽堂への想い/1993年6月19日、小沢健二のデビューフリーコンサートを開催
・1980年代末の”あのとき”のこと/ネオアコ、エル・レーベル、そしてロリポップ・ソニックとの出会い
・レコードハンティングの日々/DUB、レゲエ、Pファンクにハマった80年代後半
・マーティンデニーの「新譜」を作る/エキゾチック音楽に魅せられて
・バック・トゥ・エイティーズ/80年代前半、海外アーティストの来日ラッシュと東京ロッカーズ
・僕の音楽体験その1/小学生のときにキャロルを知った
・TRAで働く/トーキョー・ポップカルチャーの渦の中へ
・日本のヒップホップの夜明け/そして深夜テレビ、ラジカル・ガジベリビンバ・システム
・Les Enfants/「21世紀の子供たちに捧げるスタンダード集」を作る
・SEVEN DAYS Part.1/1989年、僕の奇想天外な企画が始まった
・ジャネット・ケイのベスト盤を企画/しかし、お蔵入り、のちリリースされて大ヒットに
・ボニー・ピンクと出会う/浅田香織の才能に驚愕しプロデュース
・憧れのキングストンはハードだった/オーガスタス・パブロは何処へ
・ニューヨーク、ニューヨーク/ジェームス・チャンスとバーニー・ウォーレル
・突然アル・クーパーがやってきた/そしてナナ・ヴァスコンセロス、トム・ヴァーレイン
・ナッシュビルは雪だった/トニー・ジョー・ホワイトとレコーディング
・そして僕は40歳になった/パーティは続く

本著のタイトルは井出の人生の指針である内田裕也の名曲から。(*刊行にあたり、内田也哉子さん、内田裕也オフィス石山由香さんに許諾頂きました。)

◆井出靖 note
◆Grand Gallery オフィシャルサイト
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