イギー・ポップ「AC/DC加入を打診された」

イギー・ポップは昔、AC/DCのマネージャーから、AC/DCへ加入しないか打診されたことがあるそうだ。
その時期については言及しなかったものの、イギーは最近『The New York Times』のインタビューで、こんな逸話を明かした。「ものすごく前、まだ俺がザ・ストゥージズを再結成しておらず、英国へ引っ越してもいないときだ。彼らのマネージャーから “AC/DCへの加入に興味はないか?”って訊かれたんだ。彼らはシンガーを探していた」
イギーは、彼らの音楽を聴き、自分向きではないと判断したそうだ。「彼らのレコードを聴いた。それで、俺は期待に沿えないと思ったんだ。“うわっ、好きじゃない”っていうんじゃなかった。かなりよく作り上げられたものだった。彼らは丁寧な仕事をしてる。でも、彼らが必要としていたのは俺じゃない」
イギーは、ボン・スコットに会ったことがあるという。「どこでだったか、ボンと素晴らしい出会いをした。俺らはふたりとも、酔っ払いハイになってた。ときどき、写真を見るよ。覚えてはいないが、それはボンと一緒の俺だ。俺は彼のしていることが大好きだった」
その写真なのだろうか、インターネットには1977年に撮影されたという、米ウエスト・ハリウッドにあるクラブ、ウィスキー・ア・ゴー・ゴーのバックステージでふたりが会話を交わしている姿をとらえた写真が出回っている。
Ako Suzuki
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