ディープ・パープルのイアン・ギラン、昨秋亡くした妻へ「愛してる。僕らは永遠に一緒」

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ディープ・パープルのフロントマン、イアン・ギランが、ファンへ向けた新年のメッセージの中で、2022年秋に亡くなった妻を追悼した。

ギランはオフィシャル・サイト(Gillan.com)に声明を掲載し、「みんなに光り輝き楽しい一年が訪れることを願っている。2023年は、目標に向かい進んでいれば発展の年となるだろう。物事は好転しつつある」とエールを送ったのに続き、「僕の最愛の妻、ブロンが2022年11月19日土曜日、心不全によりエクセター病院にて亡くなった」と、本人の口から初めて、愛妻の訃報を伝えた。

「公に、彼女の素晴らしさについて語る言葉を見つけるのに数週間かかった。公然とだ。なぜなら、僕らが共にした人生(素晴らしく、幸せな40年間)の大部分はプライベートだったから。でも、僕がいま、大きな声でこう言っても、彼女は気にしないだろう。“僕のスウィートB、愛してる。僕らは永遠に一緒だ。君の存在をまだ感じていることで、死別の苦痛は和らいでいる。君の愛と導きに感謝している。また会おう”」

「彼女は面白く、美しく、知的で、僕と僕らの娘グレースを全面的に支援してくれた。仕事の面でも。僕は長期間のツアーやレコーディング・セッションで家を空けることが度々あった。ブロンは留守を守り、僕とグレースが帰って来られる、素晴らしく幸せな場所を作ってくれた」

ギランとブロンさんは1984年に結婚。昨年11月終わり、夫妻が暮らしていた英国ドーセット州ライム・リージスの地方紙『Bridport & Lyme Regis News』のお悔やみ欄に、ブロンさんの死亡と葬儀のお知らせが掲載された。ブロンさんは長い間、闘病していたと伝えられている。67歳だった。

Ako Suzuki

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