ピーター・ガブリエル、7年ぶりの新曲リリース

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Photo by Nadav Kander

ピーター・ガブリエルが、2023年最初の満月である1月6日、年内発表予定のニュー・アルバム『i/o』からのファースト・シングル「Panopticom」をリリースした。

◆ピーター・ガブリエル画像

新曲のリリースは、オリバー・ストーン監督の映画『スノーデン』(2016年)のために書き下ろした「The Veil」以来、約7年ぶり。ニュー・アルバム『i/o』は、オリジナル・ソングによるスタジオ・アルバムとしては『Up』(2002年)以来20年以上ぶりの新作となる。

「Panopticom」は、ガブリエルが作曲/プロデュースを手掛け、長年のコラボレーターであるトニー・レヴィン(B)、デヴィッド・ローズ(G)、マヌ・カッチェ(Dr)に、ブライアン・イーノ(Syn)とThe BreathのRíoghnach Connolly(バック・ヴォーカル)を迎え、制作されたという。

ガブリエルは同曲について、「無限に拡張できるアクセス可能なデータグローブ“Panopticom”の作成を始めようと、僕が取り組んできたアイディアにもとづいている。僕らは、世界を鮮明化し、実際に起こっていることをより理解できるよう、これを実現することができるかもしれない志を同じくする人々の集団と繋がり始めている」と、コメントしている。

ガブリエルは今年、月の満ち欠けを指針とし、満月のたびに新曲を公開していく計画だという。「僕らは、僕らに命を与えてくれた地球を破壊するほど驚異的な能力を持ち合わせているようだ。自分達を自然や自然界と再び結びつける方法を見つけない限り、僕らは多くを失うことになるという考えが、今回作っているもののいくつかに反映されている。自分達はどこに適合すべきか考えるシンプルな方法は、空を見上げることだ……そして、月はいつも僕を引きつける」

ニュー・アルバム『i/o』の詳細については今後、発表される。


Ako Suzuki

シングル「Panopticom」

2023年1月6日(金)配信開始
https://virginmusic.lnk.to/Panopticom
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