ケリー・キング、デイヴ・ムステインを「素晴らしいギタリスト」と称賛
短期間だがメガデスに参加していた元スレイヤーのケリー・キング(G)が、デイヴ・ムステインを「素晴らしいギタリスト」と褒め称えた。
キングは『Metal Hammer』誌の最新のインタビューで、メタリカ時代のムステインを振り返り、次のように語っている。
「彼ら(メタリカ)は俺らの先を行ってた。彼らはオリジナルをプレイしてて、俺らはまだカヴァーをやってたときだ。俺らが、ムステインがいたメタリカのオープニングをやったんじゃないかな。よく覚えていない。でも、俺とデイヴ(・ロンバード)は間違いなく、どこかのクラブで彼らを観た。俺ら、ムステインにはぶっ飛んだよ」
「いまに至るまで、彼は素晴らしいギター・プレイヤーだ。あれは凄かったよ。大きなクラブではなかったから、どこからでも、彼らを観ることができた。ムステインが常軌を逸したリードをプレイし、ジェイムズ(・ヘットフィールド)が尋常ではないリズムをプレイし、歌詞を吠えてるのに、俺はホント、熱狂した。俺が考えていたメタルとは違った。俺らは同じ頃出てきたが、メタリカは間違いなく、俺に影響を与えた」
スレイヤーは結成初期の1982年、メタリカと同じクラブでパフォーマンスしていた。キングは1984年にメガデスの公演に何度か参加したが、正式には加入しておらず、アルバムの制作には関わっていない。
Ako Suzuki