デヴィッド・クロスビー、死去

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ザ・バーズやクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの創設メンバーで、フォーク・ロック界を代表するシンガー・ソングライターの一人、デヴィッド・クロスビーが亡くなった。81歳だった。

◆デヴィッド・クロスビー画像

クロスビーは1964年にロジャー・マッギン、ジーン・クラークとバンドを結成。その後すぐ、クリス・ヒルマンとマイケル・クラークが加入してザ・バーズが誕生し、翌年、デビュー作『Mr. Tambourine Man』を発表した。タイトル・ソングは全米1位に輝き、その後も「Turn! Turn! Turn!」「Eight Miles High」など今も愛される名曲の数々を生み出してフォーク・ロック界のレジェンド的バンドとなった。

バーズ脱退後は、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、ホリーズのグラハム・ナッシュとクロスビー、スティルス&ナッシュを結成。名曲を生み出し続け、ニール・ヤングが加わり、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングとなると、その絶頂を極めた。

彼の妻Jan Danceさんが「非常に悲しいことに、私たちが愛するデヴィッド (Croz) クロスビーが、長く患った末、亡くなりました」との声明を出したと伝えるメディアもあるが、クロスビーは水曜日(1月18日)にTwitterを更新していたばかりで、突然の訃報に衝撃が走った。

グラハム・ナッシュは、「僕の友人、デヴィッド・クロスビーが亡くなったと知り、とても深い悲しみの中にある。人々が、不安定だった僕らの関係に注目しがちなのは承知しているが、デヴィッドと僕にとって何よりも大事だったのは、僕らが一緒に作った音楽やお互いに発見し合ったサウンドへの純粋な喜び、そして長い間にわたり共有してきた深い友情だ。デヴィッドは人生や音楽において怖いもの知らずだった。彼は人柄、才能の面で、この世界に途方もなく大きな空洞を残していった。彼は、彼の美しい音楽を通じ、本音、心の内、情熱を語り、とてつもないレガシーを遺した。それらが一番大切なところだ。彼の妻Jan、息子Django、そして彼がこの世界で触れてきた全ての人たちにお悔やみを」と、追悼の言葉を寄せている。



Ako Suzuki
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