デヴィッド・クロスビーの友人「彼は亡くなる当日まで来月の公演の準備をしていた」

ツイート

1月18日に亡くなったデヴィッド・クロスビーの友人でミュージシャンのSteve Postellによると、クロスビーは亡くなる直前まで新たな公演やツアーの準備をしていたそうだ。

◆デヴィッド・クロスビー画像

クロスビーの訃報が流れてすぐ、彼の妻Janさんが「非常に悲しいことに、私たちが愛するデヴィッド (Croz) クロスビーが、長く患った末、亡くなりました」との声明を出したと伝えるメディアがあったが、Postellは「それは誤った情報」であり、クロスビーは病床に伏していたわけではないと『Variety』に語った。

「デヴィッドは、あと何年も残っているとは思っていなかった。彼はいつだって、そんな冗談を口にしていた。でも、この公演、ツアーができなくなるなんて兆しは全くなかった。僕らはチームを復活させ、バンドやツアー・バス、会場について話をしていた。人々がこれを観ることができなかったのは残念だ。オリジナル(クロスビー、スティルス&ナッシュのサウンド)に近い、パワフルなものになるはずだった」

Postellは、クロスビーが亡くなる1週間前にリハーサルのため彼を訪ね、亡くなった当日の朝には、来月の公演について電話で話をしていたという。そして、その夜、クロスビーの息子からクロスビーが亡くなったとの連絡があったそうだ。

「彼はいくつかの持病により、弱くはなっていたよ。それは、みんな知っていた。彼はドキュメンタリー(2019年の『David Crosby: Remember My Name』)でもそう言ってたしね。でも、死にそうだったわけじゃない。僕らはリハーサルしてたんだ。食事に出かけていたんだ」

クロスビーは2月に米サンタバーバラでパフォーマンスを行う予定で、2023年半ばから新ツアーを開催する計画だったという。



Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報