エルトン・ジョンのラスト・ツアー、史上最大の興行収入を記録

エルトン・ジョンが2018年9月に開幕したラスト・ツアー<Farewell Yellow Brick Road>は、まだ終了していないものの、すでに歴代ツアー最高興行収入を記録したという。
◆エルトン・ジョン画像
Billboard Boxscoreによると、これまでに開催された278公演で8億1,790万ドル(約1,066億円)の総興行収入を上げており、これまでトップだったエド・シーランの<÷>ツアー(2017~2019年開催)の7億7,640万ドルを抜いたという。Billboard Boxscore史上、8億ドルを突破したツアーは初めて。<Farewell Yellow Brick Road>は2023年夏まで続く予定で、数字はさらに伸びる。
現時点、史上最大のツアー・トップ5は以下のとおり。
1. エルトン・ジョン <Farewell Yellow Brick Road> 2018~2023年
2. エド・シーラン <÷> 2017~2019年
3. U2 <U2 360°> 2009~2011年
4. ガンズ・アンド・ローゼズ <Not in This Lifetime...> 2016~2019年
5. ザ・ローリング・ストーンズ <A Bigger Bang> 2005~2007年
エルトンは、3月23日から最後のヨーロッパ・ツアーを開催。昨年秋、ツアー終了後の予定を問われた彼は、「このツアーを発表したとき、僕はもうあちこち移動するのが嫌なんだと言った。ケイト・ブッシュがやったように、1つの会場で2週間公演を開くみたいなことはあるかもしれない。でも、まだ何も考えていない。いま、僕が求めているのは止めるってことだけだ。一息つく。何も予定を立てるつもりはない。家族から離れたくないんだ。僕は来年、76歳になる」「僕は家族と一緒にいたいんだ」と答えていた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
エルトン・ジョン、「ロケット・マン」の題材を50年後初めて知る
エルトン・ジョンとジャック・ハーロウ、スナック菓子のCMでトライアングル対決
全英チャート、2022年の年間ランキング発表
2022年最後の全英チャート、ワム!「Last Christmas」とマイケル・ブーブレ『Christmas』が1位
全英シングル・チャート、LadBabyによるクリスマス・ソングが5年連続で1位
イギー・ポップ、ゴリラ姿のエルトン・ジョンに怯える
全英アルバム・チャート、サム・ライダーのデビュー作が初登場1位
エルトン・ジョン「もうTwitterは使わない」
全英シングル・チャート、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が1位
