ジョン・ライドン、ユーロビジョン・ソング・コンテスト出場を逃す

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今年の<ユーロビジョン・ソング・コンテスト>にアイルランド代表として出場することを目指していたジョン・ライドンだが、残念ながら、その夢は叶わなかった。

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ライドン率いるパブリック・イメージ・リミテッドは、新曲「Hawaii」で、同国の代表選へ参加。先週金曜日(2月3日)に代表を決める特別番組『The Late Late Show Eurosong Special』でパフォーマンスし、ほかの候補たち──ワイルド・ユース、ADGY、CONNOLLY、Leila Jane、K Muni & NDと競った。

計6候補がパフォーマンスした結果、番組視聴者の投票および音楽の専門家らからなる審査員団がアイルランド代表として選出したのは、ワイルド・ユースだった。彼らは「We Are One」という楽曲で、5月に英国リバプールで開催される<ユーロビジョン・ソング・コンテスト 2023>に出場する。

ライドンは「Hawaii」をパフォーマンスするにあたり、「俺のことを完全なパディ(アイルランド人)と見る人もいれば、英国から来たエイリアンと見る人もいるだろう。俺にはミュージシャンとクレイジーなパンクとしての定評がある。俺はそれら2つを、アルツハイマーを患う妻へ宛てたラブ・ソングの中で融合させるつもりだ」と話した。

審査員の一人は、パブリック・イメージ・リミテッドの演奏後、「感動した。ミュージシャンとしての彼にはリスペクトしかない」ものの、「ユーロビジョン向けの曲かわからない」との感想を述べていたという。

Ako Suzuki



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