映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』主題歌をクボタカイ、劇中音楽をYaffleが担当

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クボタカイの新曲「隣」が、4月14日に公開される映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の主題歌に決定した。劇中音楽はYaffleが担当する。

◆予告映像、ポスタービジュアル

坂口健太郎が主演する『サイド バイ サイド 隣にいる人』は、「そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力」を持つ青年・未山を中心に展開されるマジックリアリズム的なストーリーを描いたオリジナル作品だという。『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)など行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろが脚本を書き下ろし、監督も務めた。

主題歌に採用されるクボタカイの「隣」は、この映画のために制作された書き下ろし楽曲。「ピアス」でもタッグを組んだYaffleがサウンドプロデュースを担当したそうだ。


   ◆   ◆   ◆

■ クボタカイ コメント

坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。
身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。
同じ「隣」を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。
映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。
荒々しく静かな本曲「隣」を、映画と併せてお楽しみください。

■伊藤ちひろ(監督・脚本・原案) コメント

クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。
「隣」の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、
その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました。
はじめてデモを聴いたときに湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となってもまったく褪せることがなく、わたしの心を動かし続けてくれています。
彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったトゲがある。
彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています。

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この発表とあわせて、楽曲の一部が聴ける予告映像とポスタービジュアルが公開された。また、キャストの追加発表が行われ、茅島成美、不破万作、津田寛治、井口理(King Gnu)が出演することも明らかになっている。

『サイド バイ サイド 隣にいる人』

坂口健太郎
齋藤飛鳥 浅香航大 磯村アメリ
茅島成美 不破万作 津田寛治 井口理(King Gnu)
市川実日子

監督・脚本・原案:伊藤ちひろ
音楽:小島裕規 “Yaffle” 
主題歌:「隣」クボタカイ (ROOFTOP/WARNER MUSIC JAPAN)

エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 倉田奏補 古賀俊輔 企画・プロデュース:行定勲 プロデューサー:小川真司 新野安行
音楽プロデューサー:北原京子 撮影:大内泰 照明:神野宏賢 録音:日下部雅也 音響効果:岡瀬晶彦(J.S.A)
美術:福島奈央花 装飾:遠藤善人 衣裳:高橋さやか 地紙 芽 ヘアメイクデザイン:倉田明美 ヘアメイク(坂口健太郎担当):廣瀬瑠美 ヘアメイク:吉田冬樹 高品志帆 
編集:脇本一美 VFXスーパーバイザー:進威志 スクリプター:押田智子 助監督:木ノ本豪 制作担当:大川哲史
製作:「サイド バイ サイド」製作委員会 制作プロダクション:ザフール 製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 
(C)2023『サイド バイ サイド』製作委員会
4月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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