ロジャー・ウォーターズ「デヴィッド・ギルモアはアーティストではない」

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Photo: Kate Izor

ロジャー・ウォーターズは、ピンク・フロイドが1973年に世に送り出した名作『The Dark Side Of The Moon』を再レコーディングしたそうだ。「自分が作ったものだ」と主張し、ピンク・フロイドの他のメンバーたちを「アーティストではない」と中傷した。

ウォーターズは、英国の新聞『The Telegraph』のインタビューで、「僕が『The Dark Side Of The Moon』を作った。“僕ら”ってたわ言はなしにしよう! もちろん、僕らはバンドだった。そこには僕ら4人がいて、全員が貢献した。でも、僕のプロジェクトで、僕が作ったんだ。だから……バカバカしい!」

ウォーターズは『The Dark Side Of The Moon』に収録された全曲の作詞を担ったが、作曲ではデヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、リチャード・ライトが共作者としてクレジットされているものもある。

しかし、ウォーターズは彼らのソングライターとしての貢献について、こう批判したという。「ニックはうそぶいたことはない。でも、ギルモアとリック? 彼らは曲を書けない。彼らに言うべきことはない。彼らはアーティストではない!」

ウォーターズとギルモアは現在、Twitterを通じ、お互いを非難し合っている。ギルモアの妻ポリー・サムソンは月曜日(2月6日)、「悲しいことに、@rogerwaters、あなたは芯まで腐った反ユダヤ主義。それにプーチン擁護者で、嘘をつき、盗み、善人ぶり、税金を逃れ、口パクし、女性蔑視で、嫉妬心で苛立つ、誇大妄想者。あなたのたわ言にはもううんざり」とつぶやき、ギルモアはそれを「全ての言葉が明らかに事実だ」とリツイートした。

ウォーターズはこれに対し、「ロジャー・ウォーターズは、ポリー・サムソンからの彼に関する扇情的で全くもって不的確なコメントに気づいており、全てに対し異議を唱える。彼は現在、彼の立場について相談しているところだ」との声明を出している。





Ako Suzuki
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