HYBE、SM Entertainment株取得へ「世界の大衆音楽市場のゲームチェンジャーに」

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HYBEは2月10日、SM Entertainmentの創設者、イ・スマン元総括プロデューサーが保有する同社の株式を買収すると発表した。同時にSM保有分の公開買収にも着手するという。

イ・スマン元総括プロデューサーが保有しているSM Entertainment株式14.8%を取得し単独大株主となるHYBEは、今回の株式買収は「両社のグローバルな力量を結集させ、世界の大衆音楽市場のゲームチェンジャーに跳躍するためのもの」だとしている。ファンダム・プラットフォーム「Weverse」などを通じた協業をはじめ、「レーベルとソリューション、プラットフォームのすべての分野においてSM Entertainmentと戦略的なシナジーを発揮すること」を目指す。

HYBEの創業者、バン・シヒョク議長とイ・スマン元総括プロデューサーは、今回の契約締結に先立って“K-POPの未来に対するビジョンと課題”を分かち合い、その解決策を共に模索していくことに合意。今回の契約締結を契機とし、K-POPのグローバル化という夢を実現させることを共に目指していくという。バン議長は「HYBEはイ・スマン氏が推進してきたメタバースの実現、マルチレーベル体制の確立、サステナブルビジョンキャンペーンなどの戦略的な取り組みに全面的に共感している」とし「HYBEの力量を活用し、グローバル市場でK-POPの地位をさらに拡大していきたい」とコメントしている。

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