【ライブレポート】NEMOPHILA、結成から3年、ハードでアグレッシブなライブ@Zepp DiverCity

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昨年の1月のLINE CUBE SHIBUYA初ワンマンから1年が過ぎたNEMOPHILA。対バンZepp TOURやAFTERSHOCK等を経験し、2ndアルバム『Seize the Fate』を引っ下げたツアーは、1月8日のZepp FUKUOKAを皮切りに計8本。今日2月10日Zepp DiverCity(TOKYO)でファイナルを迎えた。

初の全国ワンマンツアーは、日替わりでメンバーが影アナを務めるという“ゆるふわ”なファンサービスから始まる。東京は全員で担当。SEに合わせてクラップがうねりを生み出し、ステージに登場したメンバーとお客さんは早々に一体化する。M1は激しいドラムソロから始まる「Seize the Fate」。SAKIと葉月のツインリードが冒頭から炸裂し、M2の「雷霆-RAITEI-」へと初っ端からドラマテイックでスリリングな展開を見せる。お立ち台をフル活用し、めまぐるしくポジションチェンジするステージングは今日も健在だ。


これまでにも表現してきた和の世界観を、さらにグレードアップし絶妙なバランスのM3「炎天-ENTEN-」から、リフ感あふれるオールドスクールのハードロック「Back into the wild」。曲間のギターとベースがユニゾンする箇所は鳥肌もの。

MCを挟んでの5曲目「Waiting for you」はポップ・パンク調の曲で、コールアンドレスポンス「N!!E ! M ! O ! P ! H ! I ! L ! A !」がキラキラした掛け声で行われるHAPPYソーン。そしてSAKIのスライド・バーがなんともカッコ良い「Rock'n'Roll Is ?」へと続く。

曲終わりのMCではギターのSAKIが「ツアーがこうしてできて、ファイナルを迎えられて本当に感謝してます。」とコメント。ライブ配信で観てる海外のファンにも英語でメッセージ。メンバー間でツアーならではのエピソードも暴露。むらたたむのY字バランスも飛び出すなどNEMOPHILAならではのほんわかなMCタイム。


ボーカルmayuのコールアンドレスポンスから始まる中盤は、怒涛の3曲が連なる。M7「STYLE」ヘヴィなラップ・ヒップホップ曲ではmayuがかなりのハイトーンで歌い上げ、葉月はアームで曲にニュアンスを醸し出す。ドラムソロがあるM8「徒花-ADABANA-」は地獄のようにヘヴィでキャッチーなナンバーだ。弾けるパワーに圧倒される中、M9は初の純然たるバラード「now I here」。パワーとアタック、ヘヴィネスとアグレッションの中アクセントをつけてくれるナンバーだ。

ステージは、mayuが活休時に結成されたNEMOPHILA カルテットの「リフメドレー」へ。一旦はけたmayuがステージに戻った後半を派手に飾るのはライヴで映えるヘヴィ・ロック・チューン「ZEN」。スクリームと重厚なビート、ギターの閃光が交差する。MCを挟んで「Night Flight」「SORAI」「DISSENSION」と魂の3曲はスピード感とグルーブ感を織りなし、オーディエンスにパワフルにたたみかける。会場は熱狂に包まれた中で絶頂のエンドへと向かう。

アンコールの1曲目は希望を感じる「Soaring ~to be continued~」から始まる。優しい気持になれるし、斬新なアイディアが詰まっている曲だ。

「アンコールありがとうございました。DiverCityはNEMOPHILAが最初にライブをした場所、オープニングアクトでこのステージに立ったんです。今日は自分達のライブ、ファイナルがこの場所で良かった。お客さんがいっぱいで感無量です!」とmayu。


最後は1stアルバムから「REVIVE」、NEMOPHILAを象徴する和のエキゾティクさ漂うナンバー「OIRAN」、さらにスケール感と叙情感に溢れ、ボーカルmayuにとっても大切な曲「Life」だ。個々の個性が凛として、それそれが独創的なプレイを魅せ、パワフルかつエモーショナルで、女性らしさも煌めいているNEMOPHILA。

ライブを重ねるとバンドは変わり成長する。NEMOPHILAの音楽的レベルは確実に加速している。MCでも発表されたが、Zepp対バンツアー、そして7月の東京ガーデンシアターと神戸国際会館こくさいホールという大箱でのライブ。大きいステージ、それこそがNEMOPHILAに相応しい場所だ。今からその日が楽しみだ。

ライブ・イベント情報

<NEMOPHILA 4th Anniversary -Rizing NEMO->

日程:2023年7月17日(月・祝)17:00開場 / 18:00開演
会場:東京ガーデンシアター
チケット:前売り
【A指定席】¥8,000(税込)
【B指定席】¥6,000(税込)
<問>DISK GARAGE 050-5533-
0888(平日12:00~15:00)
日程:2023年7月30日(日)16:00開場 / 17:00開演
会場:神戸国際会館 こくさいホール
チケット:前売り
【A指定席】¥8,000(税込)
【B指定席】¥6,000(税込)
【立ち見】¥5,000(税込)
<問>神戸国際ステージサービス 078-230-3310(平日10:00~18:00)

<ローソンチケット最速先行(抽選)>
受付期間:2023年2月10日(金)21:00~2月28日(火)23:59
受付URL:https://l-tike.com/nemophila/
※小学生以上有料
※お一人様4枚まで

ライブ・イベント情報

<NEMOPHILA Zepp Tour 2023 ~二兎を追うものは二兎を得る~>

日程:2023年5月31日(水)17:30開場 / 開演18:30
会場:Zepp Fukuoka
<問>キョードー西日本
0570-09-2424(平日・土 11:00~15:00)

日程:2023年6月2日(金)17:30開場 / 開演18:30
会場:Zepp Nagoya
<問>サンデーフォークプロモーション
052-320-9100(全日 12:00~18:00)

日程:2023年6月9日(金)17:30開場 / 開演18:30
会場:Zepp Osaka Bayside
<問>キョードーインフォメーション
0570-200-888(月~土 11:00~16:00)

日程:2023年6月15日(木)17:30開場 / 開演18:30
会場:KT Zepp Yokohama
<問>DISK GARAGE
050-5533-0888(平日 12:00~15:00)

チケット料金(全公演共通)
【1Fスタディング】¥7,500(税込)
【2F指定席】¥8,500(税込)

※Drink代別途
※小学生以上有料
※開場・開演時間は変更になる場合がございます

<ローソンチケット最速先行(抽選)>
受付期間:2023年2月10日(金)21:00~2月25日(日)23:59
受付URL:https://l-tike.com/nemophila/
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