和楽器バンド・いぶくろ聖志、「福山伝統産業応援大使」に就任
和楽器バンド・いぶくろ聖志(箏)が、広島県福山市の伝統産業の魅力を伝える「福山伝統産業応援大使」に就任した。
いぶくろ聖志と福山市の関りは、いぶくろが所属する和楽器バンドが、日本の伝統芸能・文化をサポートする活動“たる募金”プロジェクトの第2弾として2021年に同市の琴工房へ支援をしたことをきっかけに始まった。
同年6月には築城400年を迎える福山城の応援サポーター「福山城築城400年応援サポーター」にも就任し、翌年3月には“たる募金”プロジェクトでの寄付金を活用して製作された福山琴を琴クラブのある市内小中学校18校へ寄贈。
7月には、「第29回ふくやま琴まつり」のためにいぶくろが書き下ろした楽曲「風来壮烈」を福山市内の琴クラブ15名の子供たちと合同演奏。さらに、今年1月には、「福山市二十歳の集い」にて「夢・未来プロジェクト」支援対象の中学生との琴の合同演奏を実施するなど、勢力的に福山琴の魅力を伝える活動でその絆を深めてきた。
同活動を通して、いぶくろの「和楽器バンド たる募金プロジェクトや福山城築城400年応援サポーターとして本市の地域資源に触れるなかで福山琴以外の本市伝統産業にも関心を持ち、今後も発信に協力したい」という思いを受け、福山市がいぶくろに大使を委嘱することを決定した。
委嘱日は4月1日、委嘱式は同年4月1日以降に予定している。委嘱日以降は、SNSでの発信や同市関連イベントへの出演を通して、福山琴をはじめ松永下駄、保命酒、びんご畳表、備後絣といった福山市の伝統産業の魅力を伝える応援大使を担う。
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