FUNKY MONKEY BΛBY’S、再始動後初のFCライブ「みんなの声が必要なんだ」

FUNKY MONKEY BΛBY'Sが2月17日に東京・Zepp DiverCityにて再始動後初のファンクラブイベント＜ファンモン祭 2023＞を開催した。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆ライブ写真

2月9日の大阪・Zepp Osaka Baysideに続いて開催されたこの日の東京公演。開演時間にマスクをした上で隣の人と話す程度での声であれば声出しは問題ないとアナウンスされると会場は本番を前にして、早くも期待の歓声に包まれる。

会場が暗転してお馴染みのSEが流れると詰めかけたBABYSの腕につけたサイリウムによりフロア全体を綺麗に緑色の光が揺れる。そんな中、ファンキー加藤の「ファンモン祭、行くぞ！」の掛け声とともに勢いよくステージ飛び出した2人が1曲目に披露したのは、ファンモン初期のタオルソング「One」。10数年ぶりの披露でアクセルを踏み込むと、立て続けに「ALWAYS」で会場を盛り上げる。



一度、勢いに乗ったら止まらないのがファンモンのライブ。ファンキー加藤の「行けるかZepp！ 行けるか東京！ 行けるかBABYS！！」の大絶叫により完全にピークに達した会場に、「今日のファンモン祭は再始動してはじめてのFCイベントということでみなさんからのランキングを元にセットリストを決めました。間違いなく神セトリです！」と宣言。これにモン吉も「曲によっては、10数年ぶりに歌う曲もあるよね」と呼応し、この先のセットリストにも期待を持たせる。

その後は宣言通り、「大丈夫だよ」を久々にライブで披露。さらに盛り上がり続ける会場を眺めつつ、彼らのヒットソングであるシングル楽曲の「大切」や「告白」「希望の唄」を組み合わせていき、まさに"神セトリ"を完成させていく。



そして、この日がモン吉の誕生日ということもあり、ファンキー加藤の合図とともに、サプライズでステージ上にケーキが運ばれてくる。会場全体での「Happy birthday to you」の合唱は声出し解禁のファンクラブイベントならではの光景だった。

「さぁ、Zepp！ ラストスパート！ まだ盛り上がっていけるかー！」のファンキー加藤の声と共にライブ終盤には、「ランウェイ☆ビート」、「ガムシャラBOY」、「ちっぽけな勇気」を披露。ラストは「みんなで楽しく跳ねて終わりたいので…」というモン吉が話し、ファンモンライブの定番曲「西日と影法師」で締め括った。「みんなの声があって良かった。ファンモンのライブにはみんなの声が必要なんだ」の言葉通り会場にいる全員で"神セトリ"を完成させた。

止まることのない声に迎えられたアンコール。偶然にも「アンコールありがとう！」の2人の声が重なるという微笑ましいハプニングもありながらも、3月29日に発売される再始動後初のアルバム『ファンキーモンキーベイビーズＺ』の収録楽曲でもあり、カンニング竹山のジャケ写と感動的なストーリーのMVで注目を集めている 2月15日に先行配信リリースされたばかりの「YOU」を大切に歌い上げると会場内では涙するファンの姿が広がっていた。

そしてアンコールも大詰め。「悲しみなんて笑い飛ばせ」が流れると会場全体でタオルを回し最後まで全力疾走で駆け抜けた＜ファンモン祭 2023＞を打ち上げた。


なお、FUNKY MONKEY BΛBY'Sは6月10日に彼らの地元である東京・Ｊ:ＣＯＭホール八王子を皮切りに全国12都市13公演のホールツアー＜太陽の街ツアー＞の開催も決定している。