ザ・フーのピート・タウンゼント、『トミー』の母を演じたアン=マーグレットの新作に参加

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ザ・フーのピート・タウンゼント(G)が、ロック・オペラ『トミー』の映画(1975年)にロジャー・ダルトリー演じる主人公トミーの母親役で出演した俳優/シンガー、アン=マーグレットとコラボし、エヴァリー・ブラザーズの名曲「Bye Bye Love」をカヴァーした。

◆オフィシャル・オーディオ、画像

同曲は、アン=マーグレットが来月リリース予定のニュー・アルバム『Born To Be Wild』に収録される。アルバムにはタウンゼントほか、エアロスミスのジョー・ペリー、ジム・マッカーティ、サニー・ランドレス、スティーヴ・クロッパー、リック・ウェイクマン、ストレイ・キャッツのリー・ロッカーとスリム・ジム・ファントム、パット・ブーン、クリフ・リチャードらが参加している。

タウンゼントは、「アン=マーグレットとの共作のチャンス、とくにエヴァリー・ブラザーズの曲となれば、ロマンチック過ぎてパスなんてできるわけない。『トミー』での彼女は、最初から最後まで喜びでしかなかった。あの良く響く声、スカンジナビアの美しさ、ユーモアのセンス、スタミナ、力強さ、全てが輝いていた」と、コメントしている。

アン=マーグレットは、『トミー』でアカデミー賞の主演女優賞の候補に挙がった。歌手としてアルバムをリリースするのは『God Is Love: The Gospel Sessions 2』(2011年)以来、12年ぶりとなる。

『Born To Be Wild』は4月14日、彼女の82歳の誕生日の2週間前にリリース予定。以下の13曲が収録される。

1. 「Rock Around The Clock」 feat. ジョー・ペリー&ジム・マッカーティ
2. 「Bye Bye Love」 feat. ピート・タウンゼント& T.G. Sheppard
3. 「Son Of A Preacher Man」 feat. スティーヴ・クロッパー&ブライアン・オーガー
4. 「Earth Angel」 feat. The Oak Ridge Boys & Harvey Mandel
5. 「Why Do Fools Fall In Love」 feat. ロベン・フォード&チップ・ズナフ
6. 「The Great Pretender」 feat. ポール・シェイファー、Danny B. Harvey & Adam Hamilton
7. 「Can’t Take My Eyes Off You」 feat. クリフ・リチャード&リック・ブラウン
8. 「Born To Be Wild」 feat. The Fuzztones
9. 「Splish Splash」 feat. Mickey Gilley、リンダ・ゲイル・ルイス & The Rockats
10. 「Somebody’s In My Orchard」 feat. Don Randi
11. 「Teach Me Tonight」 feat パット・ブーン、リック・ウェイクマン& Damiano Della Torre
12. 「Volare」 feat. リー・ロッカー&スリム・ジム・ファントム
13. 「Rockin’ Around The Christmas Tree」 feat. サニー・ランドレス

昨年、アルバムのタイトルともなったステッペンウルフの「Born To Be Wild」のカヴァーが公開されていた。



Ako Suzuki
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