全米アルバム・チャート、カロルGが1位。女性アーティストによる全スペイン語作品で初

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、コロンビア出身のシンガー・ソングライター、カロルGの4枚目のスタジオ・アルバム『Mañana Será Bonito』が初登場で1位を獲得した。彼女にとって初の全米1位であり、Billboard 200チャート史上、初めて女性アーティストによる全スペイン語のアルバムが首位に輝いた。

◆カロルG画像

これまでに全米1位を獲得した全スペイン語のアルバムは2作あり、どちらもバッド・バニーの作品──『EL ÚLTIMO TOUR DEL MUNDO』(2020年)、『Un Verano Sin Ti』(2022年)だった。

先週まで非連続10週間トップだったシザの『SOS』は2位に後退。3位には、GORILLAZの8枚目のスタジオ・アルバム『Cracker Island』が初登場した。彼らのスタジオ・アルバムが全米トップ10入りするのは、『Demon Days』(2005年 6位)、『Plastic Beach』(2010年 2位)、『Humanz』(2017年 2位)、『The Now Now』(2018年 4位)に次ぐ5作目。『Cracker Island』は本国UKでは初登場1位を獲得した。

今週はこのほか、ラッパーYeatのサード・アルバム『AftërLyfe』が4位、同じくラッパーのドン・トリヴァーのサード『Love Sick』が8位に初登場した。

また、ザ・ウィークエンドが2016年に発表した『Starboy』が、アリアナ・グランデをフィーチャーした「Die For You」の新リミックス・ヴァージョンがリリースされたことで先週の14位から9位に再浮上している。同作がトップ10に入るのは2017年以来だという。



Ako Suzuki
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