【会見レポート】BE:FIRST、360度自由視点でライブを楽しめるαU liveとコラボ「作品作りの大きな影響に」

ツイート

BE:FIRSTが本日3月7日、KDDI株式会社<aU spring week 2023 プレスカンファレンス>に登壇した。

◆イベント写真(15枚)

カンファレンスではKDDI株式会社 代表取締役社長 高橋誠氏より、メタバース・Web3新サービス「aU(読み:アルファユー)」を展開していくことが発表された。「aU」では、メタバースでエンタメ体験や友人との会話を楽しめるαU metaverse、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめるαU live、デジタルアート作品などの購入ができるαU market、暗号資産を管理できるαU wallet、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができるαU placeといったサービスを提供していく。

また、Google CloudとXR技術を活用したビジネス共創に向け業務協力覚書を締結。YouTube を活用したバーチャルアーティストの活躍機会の創出を目指す。さらにアソビシステム、Activ8、KDDIの3社でリアルとバーチャルで活躍する次世代型アーティストの創出も目指していくという。大阪府副知事・山口信彦氏、渋谷区長・長谷部健氏からも、本プロジェクトへの期待の言葉が寄せられた。

▲(左から)山口信彦 氏、高橋誠 氏、長谷部健 氏

関連する各人のプレゼンテーション後には、今夏公開予定の360度・自由視点で超高精細音楽ライブを体験できるサービス「αU live」でコラボレーションするBE:FIRSTとクリエィティブ・ガールズ・コレクティブ「bala」が登場。彼らは3月8日~12日に東京・Hz-ShibuyaでαU liveの体験デモンストレーションイベント、3月11日、12日にオンラインイベントを開催する。αU liveでは、リアルに近いバーチャル空間に再現されたライブ会場に入ると、タッチパネルを使い、自分の好きな角度や距離でアーティストのパフォーマンスを鑑賞することができる。balaは「新しい出会いがあるのではないかとワクワクしています。現実とメタバースとの架け橋になり、今までにない作品を発信し続けたいです」と意気込みを伝えた。


BE:FIRSTは、新曲「Boom Boom Back」を360度自由視点で楽しめるパフォーマンス映像「Boom Boom Back PLAYGROUND remix」の特別展示「Boom Boom Back Touch & Try」を実施するが、このαU livedでのバーチャルライブについてSOTAは「新しいパフォーマンスだなって感じますし、現実じゃ難しいような見せ方や世界観の作り方が叶うってことだと思うので、ライブや作品作りにすごい大きないい影響になっていくのではないかとワクワクしています」とコメント。自身のアバターには、クオリティが高くて驚いたという。




撮影は360度だけではなく、上からも下からも行われたそうで、MANATOは「僕とSHUNTOとが合わせて撮影だったんですけど、途中から楽しくなっちゃって」と言い、画面に映る飛行物体で遊んだりしたというエピソードも明かされた。MANATOによると、“普通じゃない部分と、僕たちの素の部分を掛け合わせた”映像になっているとのこと。



JUNONも「普段想像されるライブとは全く別の概念だと思うので、新しいところを楽しんでいただけるんだろうなというところと、自分たちが新しいものに参加させていただけてありがたい気持ちでいっぱいです」とコメント。後ろ姿や斜め後ろからの姿なども見ることができるので、貴重な機会になるだろう。LEOからは「間近で自分たちのことを観れると思いますし、そこで世界のいろんなところにいるBESTY(ファンの呼称)とも交流できると思う」と、オススメポイントも語られた。


会見の司会者からBE:FIRSTの新曲「Boom Boom Back」MVは2000年代の渋谷を舞台にしているということで、「2000年代の渋谷にタイムスリップしたら何がしたい?」というお題が投げられる場面も。2006年生まれのRYUHEIは「想像することが難しい(笑)」と言いながらも、「渋谷はファッションの最先端。2000年代のファッションを体験できたらいいなと思います」と答える。LEOは「メンバーで、昔の荒い感じの画質でプリクラ撮ってみたい」と述べた。



司会が閉会に向けてメンバーコメントを求めると、SHUNTOが「「Boom Boom Back」をぜひ聴いていただけたらと思います」、RYOKIは元気に「「Boom Boom Back Touch & Try」にぜひ足を運んでいただけたらと思います。……ドライアイじゃなくて、タッチアンドトライです!」と。RYOKIのこの突然のボケ発言に、メンバーも司会も爆笑&苦笑。メンバーの総ツッコミを受けた上に、司会にまで「やっとRYOKIさんのキャラが出ましたね」と言われ、RYOKIは「ずっと喋ってなかったから……!」と照れ笑い。最後にLEOが渋谷PARCOで、「Boom Boom Back」の体験ができる「Boom Boom Back EXHIBITION - BE:FIRST」も開催されていることをしっかりアピールして、会見が締めくくられた。

「Boom Boom Back PLAYGROUND remix」など詳細は、「aU」公式サイトにて。



◆関連記事:BE:FIRST「Boom Boom Back」を360度自由視点で楽しめる特別展示開催

取材・文◎服部容子(BARKS)
写真◎東 純史(BARKS)

◆「aU」公式サイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス