スティング、3年半ぶり日本ツアーがスタート

スティングの来日公演＜スティング 「マイ・ソングス」 ジャパンツアー2023＞が3月8日、広島・広島サンプラザホールで初日を迎えた。以下、そのオフィシャルレポートをお届けする。

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今回のツアーは＜マイ・ソングス＞と題し、数々のマスターピースの中から、スティング自身が最も愛着のある曲を厳選して演奏するベストヒット・ツアーの最新版で、ポリス時代からソロ以降まで、スティングのキャリアを通じた数々の名曲を披露するコンサートとなる。このツアーは2019年のスタート以来、世界中のファンを魅了し続けており、同年10月に開催された来日公演も大きな評判となった。

そして、2023年はポリスのデビュー・アルバム『アウトランドス・ダムール』発売から45周年を迎える節目の年。まさにキャリアの集大成にふさわしい、絶好のタイミングでの記念すべき来日公演となる。

コンサートでは、1曲目からポリス時代の名曲「孤独のメッセージ」が披露され、会場に詰めかけた4000名のファンを一気に沸かせた。演奏の途中「ヒロシマ！」とファンを煽り、観客のボルテージは一気に最高潮に。2曲目はソロ名義の代表曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」を披露。間奏中、ドラムに合わせてファン全員がハンドクラップを行い、会場は一体感に包まれた。その後は、パンデミック中に制作されたことで話題になった2021年リリースの最新作『ザ・ブリッジ』から「イフ・イッツ・ラヴ」、「ラヴィング・ユー」、「ラッシング・ウォーター」の3曲が披露され、日本初披露となったスティングの最新曲にファンは釘付けに。コンサート中盤以降は、スティングの往年の名曲の数々が披露され、集まったファン全員を満足させる内容となった。

演奏は本編19曲、アンコール2曲で1時間30分。スティングの年齢を感じさせないパフォーマンスに酔いしれる一夜となった。


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なお、YouTubeの「Universal Music Japan International」公式チャンネルでは、3月10日21時より来日公演を記念した『スティング来日公演記念 LIVE/MVスペシャル』が配信される予定。Apple MusicやSpotify上で来日公演の“予習用”プレイリストも公開されている。