英ジャズ・シーンを担うメンバーによるロンドン・ブリュー、ALからの2nd SGリリース

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ロンドン・ジャズ・シーンで活躍するアーティストたちが集結しマイルス・デイヴィスの伝説的名盤『ビッチェズ・ブリュー』をリクリエイトするというプロジェクト、ロンドン・ブリューが2ndシングル「Raven Flies Low」をリリースし、MVも公開した。

◆ロンドン・ブリュー 関連映像&画像


2020年初頭、ロンドンで行われる予定だった『ビッチェズ・ブリュー』の50周年記念ライブのために計画された本プロジェクトは、コロナによるパンデミックのために中止となった。しかし、それは最終的にアルバムとなり、3月31日にリリースされることに。

本作には今のロンドン・ミュージック・シーンで活躍するヌバイア・ガルシア、シャバカ・ハッチングス、シオン・クロス、デイヴ・オクムらが参加し、プロデューサー兼ギタリストのマーティン・テレフェとエグゼクティブ・プロデューサーのブルース・ラムコフの指揮よって制作された。

この度MVが公開された「Raven Flies Low」では、メンバーのレイヴン・ブッシュ(ヴァイオリン /エレクトロニック)がエレクトリック・ペダルでヴァイオリンを演奏し、曲の基礎を作った。本プロジェクトのセッションについてブッシュは「素晴らしいミュージシャンたちと美しいスタジオで演奏できたことは、とても光栄なことでした。このようなレコード制作のプロセスでは、音楽は常に部屋の中で展開し、多くの素晴らしい瞬間が目の前を通り過ぎる。即興演奏中は、いつもどこか別の場所にいるみたいなんだ……僕らが持っていたこのヴァイブスを思い出させてくれるなんて、最高だよ」と語る。

プロデューサーのマーティン・テレフェは「“Raven Flies Low”のミキシングを始めたとき、私はレイヴン・ブッシュのバイオリンのメロディと電子ペダルのオーケストレーションの連続的な流れに焦点を当てました。彼のプレイは私の心を揺さぶりました。シングルのタイトルは『ビッチェズ・ブリュー』収録の“John McLaughlin”からインスパイアされて選びました」とコメントした。


『London Brew』

2023年3月31日(金)
Concord Jazz

■Tracklist
1. London Brew (23:34)
2. London Brew Pt.2 - Trainlines (15:49)
3. Miles Chases New Voodoo in the Church (7:27)
4. Nu Sha Ni Sha Nu Oss Ra (8:55)
5. It's One of These (6:53)
6. Bassics (2:51)
7. Mor Ning Prayers (9:52)
8. Raven Flies Low (12:53)
ストリーミング : https://found.ee/Z17z0

■バンドメンバー
マーティン・テレフェ (プロデューサー/ ギター / エレクトロニック)
デイヴ・オクム (ギター)
ヌバイア・ガルシア (サックス/フルート)
シャバカ・ハッチングス(サックス / 木管楽器)
ベンジーB (ターンテーブル)
トム・ハーバート (エレクトロニック・ベース / ダブル・ベース)
テオン・クロス (チューバ)
レイヴン・ブッシュ (ヴァイロリン / エレクトロニック)
ニコライ・トープ・ラーセン (シンセサイザー / メロディカ)
ニック・ラム (ピアノ / シンセサイザー)
ダン・シー (ドラム / パーカッション)
トム・スキナー (ドラム / パーカッション)

◆ロンドン・ブリュー Instagram
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