マイク・ラザフォード「フィル・コリンズは前より動けなくなったが、家での時間を楽しんでいる」

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Photo (C) Will Ireland

マイク・ラザフォードが、ジェネシスのバンド・メイト、フィル・コリンズの現在の様子について伝えた。ジェネシスは昨年3月に再結成ツアーを終了し、コリンズはそれ以降、表舞台に立っていない。

木曜日(3月9日)、英国公共放送BBCの朝番組『Breakfast』にゲスト出演したラザフォードは、こう語った。「君らも知ってのとおり、フィルはちょっと……彼は以前よりさらに動けなくなった。それは残念だが、(ジェネシスの)ツアーでは楽しそうにしていた。彼はいま、家で元気にしてるよ。人生を楽しんでいる。彼は長年、一生懸命働いてきたんだ。いまは家での時間を楽しんでいるんだと思う」

コリンズは2007年に脊髄を損傷し、2017年に音楽活動を再開したが、以前と同じようにドラムはプレイできず、ツアーでは息子ニックが代理を務めていた。その後、ジェネシスを再結成し、2021~2022年に北米とヨーロッパで<The Last Domino?>ツアーを開催したが、そのスタート前には「スティックを握るのがやっとだ」と、神経の障害が悪化していることを明かし、「ある意味、これ(ジェネシスの北米ツアー)で一段落ってことになるんだと思う。個人的なことを言えば、僕はこの後、さらにツアーをやりたいかどうか、わからない」と話しており、ツアーでは座ったまま歌っていた。

コリンズの息子ニックは昨年秋、ラザフォードのマイク・アンド・ザ・メカニックスの2023年のツアーに、ゲイリー・ウォリスの代わりに参加することが告知された。彼らは4月12日からUKツアーを開催する。

Ako Suzuki
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