オーヴァーキルのボビー・エルズワース「この15年、俺の家の敷地内で熊が冬眠してる」

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オーヴァーキルのフロントマン、ボビー“ブリッツ”エルズワースは、バンドが作り出している激しい音楽とは裏腹に、自然に囲まれた生活を楽しんでいるそうだ。

◆ボビー“ブリッツ”エルズワース動画

米ニュージャージー州の北西部、ニューヨークよりペンシルベニアに近い場所に暮らしているという彼は、『Appetite For Distortion』ポッドキャストのインタビューで、こう語った。「リゾート地みたいなところだ。スキーのスロープがあったり、アウトドアが楽しめる。この15年、俺の敷地内ではクロクマが冬ごもりしてる。だから俺は、ママや子供たちをみんな知ってるよ。同時にジャーマン・シェパード数匹を育ててる。熊とジャーマン・シェバードが同じところにいるなんて大問題だって思うだろ。でも、“後ろに下がれ、フェンスの向こうに行け”って駆け引きしてるよ。実際のところ、クールだ。自然が好きで、バイクに乗ったりスキーがしたいなら、最適な場所だ」

熊をテーマにしたスラッシュ・ソングを作ったことはあるかとの質問には、こう答えた。「ないな。特に熊を取り上げたものはない。でも、ぞっとする瞬間はあった」「曲を作っているとき……何の曲だったかは覚えていないが、『Ironbound』(2010年)に収録したやつかもしれない。窓のところに(熊が)いたんだ。400ポンド(約181キロ)はありそうな黒いやつが、立ち上がり、こちらを覗いていたんだ。料理してる匂いをかぎつけたんだろう。俺は恐れおののき、曲ができたよ。だから、熊について作ったわけではないが、インスピレーションはそこにある」

オーヴァーキルは4月14日に4年ぶりの新作『Scorched』をリリース。その前日から<Scorching The Earth>ヨーロッパ・ツアーを開始する。


Ako Suzuki
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