十五少女、楠木ともり・水槽・セツコ（空白ごっこ）ら参加のEP「LISTEN」リリース

十五少女が本日3月15日、最新EP「LISTEN」をリリースした。

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これは、十五少女独特の存在である“ペルソナ”という、歌声を担当するCV（ゲストボーカル）陣が一堂に会した作品。


夜明けの青、アオハル、心底に沈澱した蒼、真夜中に不安をあおる空色、海の深い水色、夏の終わりのブルーなど様々な『アオさ＝痛さ』を可聴化した6曲を、綾瀬志希（CYNHN）、楠木ともり、水槽、菅原圭、セツコ（空白ごっこ）、ファイルーズあい（五十音順）が、それぞれ自身の想いや生き様とペルソナの物語とを重ね合わせ、深く表現している。

本日、20時には、クロスフェード映像がYouTubeにて公開される予定だ。



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■楠木ともり（皐月ソラ / CV）コメント

リリースおめでとうございます！！
「ハンドメイド流星雨（皐月ソラの場合）」は、皐月ソラを先に掴んでからレコーディングというよりは、歌っていくうちにどんな子なのかイメージがだんだん湧いてきて、それが歌声に乗っていくような感覚でした。
聞き心地の良い楽曲ですが、音楽的なことよりも感情の機微を捉える歌い方を意識することで表現できたものがたくさんあり、自分自身に思い悩む人に是非聴いていただきたい楽曲になりました。
『十五少女』の世界がより一層、星座のように繋がり広がっていくのを楽しみにしています。

■ファイルーズあい（空木ムギ / CV）コメント

以前に『FUN'S PROJECT LAB（ラジオ番組）』で十五少女を紹介させていただいた時から、ディストピアとビビッドが合わさった独特な世界観に魅了されていたので、このようにキャラクターの1人と携わることができてとても嬉しいです。
そして、今回の歌唱収録をしていく中で、わたしが中学生の時に「誰か」にかけて欲しかった言葉が、歌詞の中に現れていて、歌いながら泣きそうになりました。
同じような経験をしている子達にこの曲を聴いてもらって、一人ではないこと、この先の自分の行動次第で何にでもなれることを知ってほしいです。
収録中も、制作スタッフさんとのディスカッションを重ねていくなかで、わたしのパーソナリティとムギの類似点を反映してその場でセリフや歌詞を変更したりと、とても『ライブ感』のある現場でした。ぜひ聴いてみてください！

■菅原圭（葉月ケイ / CV）

「八月三十二日」という楽曲のCVとしてボーカル参加させていただきました、菅原圭です。
この楽曲は歌わせていただく上で、自分の中ではずっとこのまま日常の海の波に思考ごと身を任せてしまえたらどんなに楽なんだろう…と思う反面そんな緩い気持ちで過ごした日常すら、きっといつか勝手に過去になって、勝手に懐かしくなって思い出すたびに切なくなってしまう、そんなエッセンスが少し香る様な雰囲気で歌いたいなと頑張りました。
元の歌詞、楽曲が良いのはもちろんのこと皆さんの心に残る一曲になれば幸いです！

■水槽（如月モネ / CV）

エレベーターのない三階建て。この歌い出しと最初のワンコードだけで「逃避行」の主人公如月モネが抱える不安と気だるさが鮮やかに伝わってきたことを覚えています。切ないトラックと痛いほどに解像度の高い詞に、身を投じるように歌いました。ビビッドでカラフルな世界観とは裏腹に、彼女たちの内面はどこまでもグレースケールで、苦悩も葛藤も現実を生きる私たちと何も変わらない。このプロジェクトの一部となれたことを嬉しく思います。

■綾瀬志希 from CYNHN（文月ラン / CV）

音源を頂いて初めて歌った時涙が止まらなくなりました。
何人もの自分が邪魔をしてて、何人もの自分が別々の空白を見せてくれている。空虚で綺麗で、密度が高い。それこそ1人じゃないとも思えて、いくつも穴の空いた空洞を何度も、また、覗いた後に知るような感覚になりました。
物語を感じる透明感のある打ち込みサウンドだったので、歌は真逆に鋭い刃を空にぶつけるイメージで歌いました。息を呑むようなスペースが多かったのでその度に緊張し、それが空間を通して伝わるように歌いました。誰かの物語を歌う事、特に喋ることは初めてだったので、すごく新鮮でまた新しい色に出会えたように思います。ここでしか見る事のできない物語の世界観に是非浸ってください。
改めて、素敵な作品に関われてすごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

■セツコ from 空白ごっこ（色取ネム / CV）

「十五少女」色取ネムの楽曲歌唱を担当をしました！
どこからが大人でどこまでが子供なのか仮説を立て試すようなネムちゃんに、同じように悩んだことのある自分と重ねたりしました。
ぜひ聴いてください！