ザ・キュアーのロバート・スミス、高額なチケット手数料に対処

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ザ・キュアーは北米ツアーのチケットが販売される前に、チケット代は手ごろな価格にすると約束し、それを実践したが、チケット販売会社が追加した手数料が高額だったことから、ファンの間で不満の声があがった。

◆ザ・キュアー画像

これに憤慨したフロントマンのロバート・スミスは、チケット販売会社のTicketmasterと交渉し、手数料を下げることに成功したという。

あるファンは、20ドル(約2,670円)のチケットを2枚購入したところ、手数料が加わり、合計金額は75.25ドル(約1万円)になったという。別のファンは4枚で172.10ドル(約2万3,000円)支払わねばならなかったそうだ。チケット代にはサービス料、施設使用料、発券手数料などが加わり、公演が開かれる場所によりその金額は異なるという。

水曜日(3月15日)、登録済みのファンに向けチケットが発売された直後、手数料が高額なことを知ったスミスは「本日のTicketmasterの“料金大混乱”には、君ら同様、僕も気分を害している。誤解のないように言っておくと、アーティストにこれらを抑える術はない。僕は、これに正当性があるのか尋ねているところだ。納得のいく回答があったら、知らせる」とつぶやいた。

そして翌日(16日)、「さらなる対話の末、Ticketmasterは手数料の多くが極度に高額で請求されていることに同意した」と報告。チケット1枚につき5~10ドル(約670~1,350円)が返金されることになったという。

ザ・キュアーは先週、約4年ぶりとなる北米ツアーを行うことを発表。ツアーは5月10日から7月1日までに30公演が開催される。







Ako Suzuki
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