上白石萌歌、NHK『The Covers』MCに就任

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上白石萌歌が、NHKの音楽番組『The Covers』のMCに就任する。

この春に放送10年目を迎える『The Covers』は、日本の音楽シーンを代表するアーティストらが自身にとって思い出深い名曲をカバーするという番組だ。上白石萌歌は3月をもって番組を卒業する水原希子に代わり、2023年度からリリー・フランキーと共に番組MCを務める。

初出演となる5月7日と14日の放送では、『The Covers』10年目のキックオフスペシャルとして、番組とも縁の深いゲストを迎えての「70年代・80年代の名曲特集」を届ける。

   ◆   ◆   ◆

■上白石萌歌 コメント

以前『カバーズ』で(adieuとして)歌わせて頂いたことがあり、本当に”音楽愛”に溢れた番組だなと思っていました。
出演する前からこの番組のことをすごく好きでしたし、MCを務めることによってどんどんカバーズへの愛や、カバーそのものへの愛などが深まりそうだなと思っています。音楽が本当に心から大好きなので、たくさんの音楽を新たに知ったり、曲を深く掘れることへの期待があります。たくさんのミュージシャンの方とお会いする機会が増えて、新しいコミュニティが生まれることが楽しみですし、リリーさんといろいろなお話をしていくことが何より楽しみなので、1人のカバーズファンとして成長していけたらいいなと思います。

■リリー・フランキー コメント

──新MC・上白石萌歌に向けて

adieuとして、ミュージシャンとしての萌歌ちゃんもとても素晴らしいし、すごく清潔感のある方。
何よりもとても音楽に造詣が深いので、また音楽仲間と一緒に音楽番組ができるのが楽しみですね。
番組の中でも歌ってもらいたいですし、いろんな好きな音楽の話とかも聞きたいですし、僕も楽しみにしております。
役者さんとしては、本当に様々な役を演じられる人ですけど、感受性がとても豊かで、声の落ち着きから分かるように、瞬間に感じたことを言語化する力というか、頭がいいというよりも、頭脳が明晰であるのと同時に、
それと同じくらい彼女の感性というものが溢れたコメントで、音楽に対する愛情を感じました。
本当に、1回目からこんなに落ち着いてちゃんとコメントして音楽を楽しめるというのは、素晴らしい方ですね。
ミュージシャンとしても、パートナーとしても人間としても尊敬できる方なので、
これから、本当にすごく萌歌ちゃんを頼りに番組を進めていきたいと思います。

──番組10年目に向けて

10年続きまして、これも本当に番組をご支持してくださっている皆様と、たくさんの労力をかけて練習をして下さりスタジオ収録からトークまで、お付き合いくださったミュージシャンの方のおかげだと思っております。
10年前とカバーをするという意味合いが少しずつ変わってきております。サブスクで音楽を聴く時代になりましたので、古い曲と新しい曲という区別が今あまりない中、この 10年たって一番変わったことは、音楽の存在がジェネレーションにあまり関係がなくなったということだと思います。これからもカバーをされる音楽は増え続けるでしょうから、その時間に僕たちがなるべく長く寄り添えるように頑張ります。

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なお、番組はBS4Kで先行放送されることも決まっている。

NHK BSプレミアム/BS4K『TheCovers』

「The Covers 10年目キックオフ !『ザ・名曲パーティーナイト!』」
MC:リリー・フランキー/上白石萌歌
ゲスト:田島貴男(Original Love)/GLIM SPANKY/星屑スキャット/MORISAKI WIN
【第1夜】
2023年4月8日(土)22:00~22:29 〈BS4K〉
2023年5月7日(日)22:50~23:19 〈BSプレミアム/BS4K〉
【第2夜】
2023年4月15日(土)21:30~21:59 〈BS4K〉
2023年5月14日(日)22:50~23:19 〈BSプレミアム/BS4K〉

【曲目】
GLIM SPANKY 「君は天然色」(大滝詠一/1981)詞:松本隆 曲:大瀧詠一
田島貴男 「シスコ・ドリーム」(野口五郎/1979)詞:阿久悠 曲:筒美京平
MORISAKI WIN 「オリビアを聴きながら」(杏里/1978)詞・曲:尾崎亜美
星屑スキャット 「駅」(竹内まりや/1987)詞・曲:竹内まりや

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