【ライブレポート】わーすた、8周年記念公演「新しいわーすたを見れるライブを作ってきました!」

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わーすたが、3月26日にZepp Hanedaにて8周年記念ライブ<The World Standard~8周年の愛をどうぞ!~>を開催した。

これは2019年以来、約4年ぶりの声出し解禁となったライブでもあり、2月に発売した新曲「すまん、犬。」を始め、わーすたのこれまでの歩みを辿るかのように、代表曲から最新曲まで新旧織り交ぜながら全18曲をパワフルに披露した。本記事では、夜公演の模様をレポートする。

◆ライブ写真

ライブ冒頭のOVERTUREが始まると、わーすたのライブの名物となっているファンによる「わーすた」の掛け声が、この数年間の声出し制限の開放の合図かの如く、地鳴りのように響き渡る。メンバーの紹介映像が流れると、ステージ上部に映し出された円型のスクリーンにわーすた4人の姿が映し出され、笑顔を弾けさせながらステージへ。


記念すべき8周年ライブのスタートは、ライブでの人気曲である「遮二無二 生きる!」。1曲目からアクセル全開のわーすたに、会場のボルテージは既に最上級。

小玉梨々華は「久しぶりの声出しライブなので、声出す準備は出来ていますかね?みんなの綺麗ながなり声を、沢山聞かせてください(笑)!」と煽ると、三品瑠香も「明日喉ガラガラになっても問題なければ、思う存分枯らして帰っていただければと思います。皆さん、声出せますか!」と呼びかける。「最上級ぱらどっくす」や「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」など、序盤からわーすたを代表するアップチューンを次々と披露し、オープニングから5曲を一気に駆け抜けた。


本ライブに対して、リーダーの廣川奈々聖はMCで「本当に今日をめちゃくちゃ楽しみにしていました。今日皆さんの中には、久々にわーすたのライブに来るなあとか、もしかしたら4人のライブに初めて来るという方もいるかもしれないんですけど、今日は今までの私たちのことも思い出していただきつつも、新しいわーすたを見れるライブを作ってきました!」と会場と配信を観ているファンに向けて話すと、松田美里は「Zepp Hanedaにぎゅうぎゅうに詰まったみんなの顔を見れて、すごく幸せです」と満員の会場に感無量の様子。

その後、「Cat Walkin'」「空とサカナ」など、周年ライブならではのセットリストで、わーすたの世界観に会場全体を引き込んでいくと、わーすたにとって初の春ナンバー「春花火」へ。廣川・三品のメインボーカルを中心とした透き通った歌声に、花火が打ち上がる演出で彩る。そして、前体制での最後のシングル曲「詠み人知らずの青春歌」から、今年2月にリリースされたばかり最新曲の「すまん、犬。」をアグレッシブ且つアイドルらしく可愛さ全開に披露。ライブ開始からたった1時間で、わーすたの持つパワフルさと儚さの両面を全身に感じることが出来た。


その後、メンバーがソロでそれぞれの世界観の中でダンスパフォーマンス。トレードマークである猫耳を外し、わーすたの楽曲姿とは一味ちがうクールで優雅な雰囲気が観客1人1人の心を掴んでいくと、今日が初お披露目となった、スタイリッシュなホワイトの新衣装に身にまとい、「The world standard dancing club」に流れるように演出が繋がっていく。

廣川は「新衣装に着替えてきました! 今年の春夏制服ですね。甘い感じで、ネクタイも久々で、可愛いですよね~?」と呼びかけると場内は「可愛い~!」と叫ぶ。三品は「ここまでどどど!とライブをやってきましたけど、あと本当に短い時間になってきました。ここからもっと声出してください!」と呼びかけると、本ライブで初披露となった、爽やかでエモーショナルな楽曲「Tokimeki*Sing A Song」を堂々とパフォーマンスする。その後、わーすたの楽曲の中で異質な存在感を放つロックナンバー「PLATONIC GIRL」、「清濁あわせていただくにゃー」など、アッパーで力強い楽曲を次々と披露し、ライブ本編を一気に駆け抜けた。

アンコールでは、観客による「わーすた」コールの大合唱から、廣川の「アンコールありがとう!」の声とともに、わーすたのメンバーが再度ステージへ。「ゆうめいに、にゃりたい。」から「べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a. ヲタ」を披露すると、会場は今日1番の盛り上がりに。



アンコールのMCでは、夏にニューシングルを発売することや、8月12日に「1000 CLUB」で生バンドライブを開催することを発表し、観客席からは喜びと感謝を割れんばかりの声援がステージ上のメンバーに贈られた。そしてわーすたが今日最後のナンバーに選んだのは、ファンにとっても強い思い入れのある「約束だから」。また来年も周年ライブが出来ることを約束するように会場が1つになった瞬間であった。

ライブのラストに小玉は「ここまで続けてこれたことが嬉しいなと思いながら、ライブをしていました。愛を持ってわーすたに接してくださっている方が、周りに沢山いるなと思います。ここにわーすたを好きで会いたいと思って、同じ時間を共有するために、来てくれているのが嬉しいです」とファンに語りかけると、最後にリーダーの廣川が「結成当初から、今も変わらず、ずっとみんなで愛しつづけてきたわーすたが、こうやって9年目に向かっても変わらず、大好きなわーすたでいてくれることが、このステージに立てることが、本当に嬉しいなと思っています。しっかり10周年を目指したいなと私は思っていますので、これからも私たちを見ていてください!」と締めてライブは幕を閉じた。

写真◎下山春香

セットリスト

【昼公演】
OVER TURE
M1 遮二無二 生きる!
M2 マッシュ・ド・アート
M3 最上級ぱらどっくす
M4 うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
M5 KIRA KIRA ホログラム
M6 Magical Word
M7 Do on Do ~坊っちゃんいっしょに踊りゃんせ~
M8 春花火
M9 詠み人知らずの青春歌
M10 すまん、犬。
メンバーソロパート
M11 The world standard dancing club
M12 Tokimeki*Sing A Song
M13 SHINING FLOWER
M14 PLATONIC GIRL
M15 清濁あわせていただくにゃー

ENCORE
EN1 ねえ愛してみて
EN2 Just be your self
EN3 ワンダフル・ワールド

【夜公演】
OVER TURE
M1 遮二無二 生きる!
M2 マッシュ・ド・アート
M3 最上級ぱらどっくす
M4 うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ
M5 KIRA KIRA ホログラム
M6 Cat Walkin'
M7 空とサカナ
M8 春花火
M9 詠み人知らずの青春歌
M10 すまん、犬。
メンバーソロパート
M11 The world standard dancing club
M12 Tokimeki*Sing A Song
M13 SHINING FLOWER
M14 PLATONIC GIRL
M15 清濁あわせていただくにゃー

ENCORE
EN1 ゆうめいに、にゃりたい。
EN2 べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a. ヲタ
EN3 約束だから

新情報

(1)8月12日「1000 CLUB」にて、生バンドライブ開催決定。
(2)5月27日、28日に、CS衛星劇場にて本ライブの放送決定。
(3)4月10日から公式ファンクラブ「わーしっぷ」がリニューアル。
(4)5月20日「わーすたのスタこらスタすた」開催決定。
(5)6月24日リニューアル後初のファンクラブイベント開催決定。
(6)2023年夏にNewシングル発売決定。

※詳細はオフィシャルサイトにて

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