声優ユニットRun Girls, Run！、ラストライブを開催

Run Girls, Run！のラストライブとなる「Run Girls, Run！FINAL LIVE ～新しい道の先へ～」が3月25日（土）に山野ホールにて開催された。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆ライブ写真

Run Girls, Run！（以下、RGR）は、2017年の＜avex×81produce Wake Up, Girls！AUDITION 第３回アニソン・ヴォーカルオーディション＞により2,000名の応募の中から選ばれた3名 （林鼓子・森嶋優花・厚木那奈美）による声優ユニット。ラストライブとなる本公演ののち、3月末を持ってユニットは解散となる。

会場には、今年で結成6年目となるRGRの最後のLIVEを見届けようと大勢のファンが詰めかけた。ライブはRGRの活動を振り返るかのように、これまでのMVと、3人が走り出す映像からスタート。RGRは新衣装となる白のドレス衣装で登場し「カケル×カケル」を披露した。この楽曲はRGRのデビュー曲でもあり、本人たちの声優としてのデビュー作品TVアニメ『Wake Up, Girls！ 新章』の挿入歌でもある始まりの曲だ。


つづいて、「スライドライド」「キラッとスタート」とユニットの歴史をなぞるように楽曲が披露されていく。序盤から人気ナンバーが続き、会場は大声援に包まれた。

MCでは「位置についてよーいドン！」とユニットの挨拶に続き、「こんもちわー」「ここんにちは！」「ごきげよう」とお決まりとなった個々のあいさつで会場を沸かせた。

そして、本人たちが声優としても出演していたテレビアニメ『キラッとプリ☆チャン』の主題歌となった「プリマ☆ドンナ？メモリアル！」「Go! Up! スターダム！」「キラリスト・ジュエリスト」を披露。

さらに、「サクラジェラート」「水着とスイカ」「秋いろツイード」「スノウ・グライダー」の4曲につづく。こちらは、作詞・只野菜摘、作曲・石濱翔(MONACA)による楽曲で、4つの季節と少女の恋心を歌った楽曲。切ない楽曲をメドレーで歌い上げ、楽曲に合わせ会場のサイリウムもピンク→青→オレンジ→白と美しく変化した。

ここで、3人それぞれが「これまでとこれから」の想いを綴ったビデオメッセージが流れ、会場はあたたかな空気となった。


ライブは後半戦となり、「蒼穹のBlue Grandia」のイントロが流れ、3人が再びステージへ。チェックを基調に、それぞれのイメージカラーとなる赤、オレンジ、青が彩られた新衣装で登場した。こちらの衣装には過去にリリースしてきた楽曲のロゴが使用されており、記念すべき衣装になっている。

「Break the Blue!!」「Share the Light」と疾走感のある楽曲たちを歌いあげ、ソロ曲のコーナーではそれぞれ2曲ずつ歌い上げた。そして、昨年リリースされた最後のミニアルバム『Get set, Go !』より「RADIANT」「Believer Switch」、そしてイベントのタイトルにもなっている「新しい道の先へ」という歌詞が入った「無限大ランナー」を披露した。



アンコールでは、「never-ending!!」「ランガリング・シンガソング」を披露したほか、3人からファンへの感謝の手紙を朗読し、林からは「大好きな2人とだから走ってこれました！ありがとう！」と森嶋、厚木への感謝も語られた。

しかしRGRにとっては約3年ぶりとなった声出しでの単独ライブでファンの熱気は冷めず、二回目のアンコールへ。Wアンコールでもう一度「カケル×カケル」を披露し、ファンによる精一杯の「Run Girls, Run！」コールと3人からの「ありがとう！」の言葉でライブは終演を迎えた。

このラストライブの模様は、現在Z-aNにてアーカイブ配信中。