ダニ・フィルス「エド・シーランはクレイドル・オブ・フィルスのパーカー着てギターを背負って来た」

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Photo by Zakary Walters

英国のエクストリーム・メタル・バンド、クレイドル・オブ・フィルスのダニ・フィルス(Vo)が、エド・シーランとのコラボ・ソングの内容や制作状況について語った。

ふたりは、シーランが2021年夏にクレイドル・オブ・フィルスのファンだったことを公表したのを機に交流が生まれ、メル友から、家を行き来したり、定期的に話す仲に発展。コラボを検討するようになり、フィルスは昨年終わり、シーランとパブで食事を共にする写真をインスタグラムに投稿し「何か楽しいことを終えたところだ」と報告していた。

最近、英国の音楽誌『Metal Hammer』のインタビューで、ポップ・スターであるエドとの友情について問われたフィルスは「奇妙だ」と言いつつ、楽しんでいる様子をうかがわせた。「彼とはこの2年間、定期的に話してる。俺と同じで、彼は本物のサフォーク・ボーイだ(*ふたりとも英国東部サフォーク州育ちで現在もそこに在住)。あの日、彼はメディア御一行様を引き連れてスタジオに来たわけじゃない。ギター背負って、一人で現れた。クレイドル・オブ・フィルスのパーカー来てさ。素晴らしいじゃないか」

コラボに関しては、「エドは彼のパートを終えた。あとは俺の方、ベースとヴォーカルだ。イースター(4月9日)の後、英国に戻ったらやるつもりだ。エド・シーランとクレイドル・オブ・フィルスのコラボが想像できるならば、その通りのサウンドだ。彼はアコースティック・ギターをプレイしている。でも、ヘヴィにだ。そこには強烈なビートがある。チャリティ・シングルとしてリリースする計画だ。夏までにはリリースできるよう願ってる」と話した。

クレイドル・オブ・フィルスは今週日曜日(3月26日)に北米ツアーを終了。来月末にはライヴ・アルバム『Trouble And Their Double Lives』をリリースする。



Ako Suzuki
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