クエストラブ、ディズニー映画『おしゃれキャット』実写版を監督

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ザ・ルーツのドラマーで、自ら監督したドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』で第94回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したクエストラブ(アミール“クエストラブ”トンプソン)が、70年代に公開されたディズニーのアニメーション映画『おしゃれキャット』の実写版を制作するそうだ。

◆クエストラブ画像

『Deadline』は月曜日(3月27日)、クエストラブが監督する初の長編映画となる上、彼はエグゼクティブ・プロデューサーを務め、音楽の監修も行うと伝えた。

『おしゃれキャット』は、お金持ちの老婦人の愛猫たちが、彼らに贈られるはずの財産を狙う執事によって捨てられてしまうところから始まる冒険物語。1970年にアニメーション作品として公開されたが、当初は実写で制作される計画だったという。

『Pitchfork』によると、クエストラブは2020年にパンデミックが発生したとき、童心に戻り、毎日1~2時間は楽しい時間を持とうと決め、その一つとして『おしゃれキャット』を含む、子供のとき観たディズニー映画を見返していたという。さらにアニメーション映画『ソウルフル・ワールド』に参加したことで、キッズ向けのアートに対する新たな視点を持つに至ったのがリメイク版制作に乗り出すインスピレーションになったという。オリジナルの『おしゃれキャット』でジャズに興味を持ったという体験も大きな要因だったそうだ。

「一本のクリエイティブな道を進み続けながら、自分の過去の一部を自分の未来の一部にできることほど実りあるものはない」と、コメントしている。

キャスティング、公開日等はまだ明かされていない。





Ako Suzuki
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