メタリカのラーズ・ウルリッヒ、数年ぶりに新曲リリースし「ネットのコメントに目を通した」

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Photo by TIM SACCENTI

メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒは、バンドが昨年秋、数年ぶりのニュー・シングル「Lux Æterna」を発表したとき、ファンがどう思っているのか知りたくて、ネットのコメントに目を通したそうだ。

彼は『Metal Hammer』誌のインタビューで、こう話している。「君ら、コメント欄見るって決めたなら……少なくとも俺としては、個人的に受け止め過ぎないよう覚悟しないとだ。距離を置かないと。でも、コメントは読まないと言ってるバンドには異議を申し立てたいね。俺は、朝の4時までスクロールダウンして全てを読んでいるわけじゃないよ。でも、5、6年新曲をリリースしていなくて、世界が予期していないときにLux Æternaみたいなものを放出したら、フィードバックを目にしたくもなるだろ」

ベーシストのロバート・トゥルヒーヨは、その予期していないときにフィードバックを受け取ったそうだ。「(リリースの)翌朝、友人たちから、“ワオ、新曲すごいね。ビデオ最高”なんていうテキスト(・メッセージ)が来た。俺は曲がリリースされることさえ知らなかったんだ。だから多分、秘密を成功させたければメンバーの何人かにも知らせないほうがいい」

フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドは2017年、アーティストやクリエイティブな仕事をしている人には「コメント欄を見るな」と忠告していると話していた。「なぜなら、俺らアーティストの大半は傷つきやすく自信がないからだ」

メタリカは4月14日に約6年半ぶりのニュー・アルバム『72 Seasons』を発表する。

Ako Suzuki
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