亀田誠治、武部聡志、KREVAもお祝い、日比谷野音100周年記念イベント開催

東京・日比谷公園大音楽堂が2023年に開設100周年を迎える。4月から11月にかけて実施される100周年記念事業のスタートを飾る<祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー>が、15日に同施設で開催された。以下、そのオフィシャルレポートをお届けする。
◆<祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー>画像
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大正12年(1923年)に開設された日比谷公園大音楽堂(野音)は、東京の中心部の野外で音楽を楽しむことができる稀有な施設として、100年の長い歴史の中で幅広いジャンルの音楽において数々の伝説的な公演を生み出してきた。「野音」は多くのアーティストや人々にとって、唯一無二の特別な意味をもつ聖地であり財産である。
当日は雨にもかかわらず1200人が来場し、東京消防庁音楽隊による「祝典行進曲」の演奏でセレモニーがスタート。5曲目に披露された「負けないで」では客席から自然と手拍子が生まれ、まさに音楽で野音がひとつになる瞬間となった。

その後、ステージには小池百合子東京都知事が登場。長らく音楽の聖地として文化発展に寄与してきた野音の歴史を振り返りながら、「これからの100年にふさわしい音楽の伝統を、東京都民からもアーティストからも愛される文化の発信拠点にしていきたい」と、今後への期待に胸を膨らませた。続いて、警視庁音楽隊が登場し、華やかな「セカンド・センチュリー」をはじめとする計3曲を演奏。東海大学菅生高等学校吹奏楽部は、ライトアップ演出やダンスと共に「ディープ・パープル・メドレー」を披露し、会場を華やかに盛り上げた。
また、セレモニーの途中には日比谷野音100周年記念事業の実行委員である南こうせつ、大塚 愛、きゃりーぱみゅぱみゅ、岸谷 香、ミッキー吉野、中川翔子から届いた祝福のメッセージ動画を投影。それぞれが抱く野音のエピソードと共に100周年を祝った。

さらに終盤、大妻中野中学校・高等学校 合唱部のステージで、実行委員長の亀田誠治、KREVA、武部聡志がスペシャルゲストとしてサプライズで登場した。ステージに立った亀田は、「これまで100年間ありがとう! そして、これから先の100年も聖地でいてください!」と野音への感謝と想いを語った。名曲「ハナミズキ」では、武部が奏でるピアノの音色と亀田によるアップライトベースにあわせ、大妻中野中学校・高等学校 合唱部の美しい歌声で《君と好きな人が百年続きますように》と、100周年を迎えた野音にメッセージが響き渡った。さらに、KREVAがこの日のためだけに日比谷公園で作ったというオリジナルラップを披露し、オープニングセレモニーを締めくくった。


写真:共同通信社提供
<祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー>
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