【ライブレポート】7m!n、結成2周年ライブ開催「このメンバーとだったらもっと上を目指せる」

7m!nが結成2周年ライブ＜7m!n 2nd Anniversary Live ~MAGICALive~＞を、3月21日に東京・豊洲PIT、4月9日に大阪、なんばHatchにて行われた。今回は初日である東京公演のレポートをお届けする。

◆ライブ写真

2年間の活動の集大成ともいえる今回のライブは、公演タイトルを＜MAGICALive＞と掲げ、ファンが思わず「まじか！？」と驚いてしまうような多彩な演出が盛り沢山の内容となった。

オープニングでは、ステージに突如あらわれた巨大な手のオブジェに誘われるようにメンバーが登場。摩訶不思議な魔法に満ちた世界を予感させる幕開けとなった。


「最高のライブ見せてやるよ！」と木瀬がファンに呼びかけ、会場が大歓声に包まれる。コロナ禍にデビューした彼らは、この日が初の発声OKライブ。ファンもメンバーも待ちに待った瞬間だけあって、エネルギーが爆発したような歓声とコールアンドレスポンスが終始続いた。

1曲目の「まぢかマジカル」では、マジックでステッキを出現させ、それを用いたこの日オリジナルバージョンのダンスを披露。ライブの序盤から会場を驚かせていく。さらに「圧倒的なんばーわん！」〜「OAO」では、事前収録の映像を使ったトリックを用い、早着替えを披露。王子様のようなきらめく衣装から、ストリート系のクールな装いにチェンジし、客席をぬってファンの間に作られた花道から登場した。ちなみに「OAO」のみ撮影OKで、ファンの間近で繰り広げられる迫力のダンスパフォーマンスの様子がSNSで拡散されているので要チェックだ。



続くセクシーなダンスナンバー「heart❤hacker」では、メンバー各々がダンスブレイクにてスキルフルなダンスを披露。7m!nの魅力の一つである、インディーズのメンズグループとは思えない実力派パフォーマンスをこれでもかと見せつけていく。

初披露の新曲「なで×なで」ではうって変わってキュートな魅力全開のステージとなった。サビのキャッチーな振り付けが印象的な同曲は、リリースしたばかりながら早くもSNSに900本を超えるダンスカバー動画が上がっており、バズの兆しを見せている。パフォーマンスの後にファンと共にサビを踊るTikTokを撮るサプライズがあり、この時撮影した動画は7m!nのオフィシャルTikTokアカウントで見ることができる。

「インディアンポーカー」ではなんと、水原が鍵のついた箱の中に入り、木瀬と場所が入れ替わるというイリュージョンを披露。ありとあらゆる方法でファンの「まじか！？」を引き出す彼らの姿に、会場がどよめいた。


「この曲は皆さんへの贈り物です」という白金のMCを皮切りにイントロが響いた「アルマリア」もこの日が初披露の楽曲。今の彼らの思いを等身大で歌った真摯な歌声がファンの心を打った。

ファン人気の高いメッセージソング「nebula」は水原がこの日のためにギターを練習し、アコースティックバージョンで披露された。ペンライトの海の中で7m!nに合わせてファンがシンガロングし、感動的な景色が広がった。



MCパートではグループ初の５大都市ツアーを発表。メンバーにも内緒のサプライズだったとのことで、客席からもステージ上からも喜びと驚きの声が上がった。
またファン待望の7m!nの楽曲カラオケ配信開始も同時に発表。4月上旬から配信がスタートし、併せて全国の対象カラオケ店にてコラボルームキャンペーンも行われる。


サプライズも発表も盛り沢山の内容となったライブの最後には、メンバーそれぞれがファンへの感謝や2周年を迎えた喜びをコメント。また、最後に日之出は「ここ（豊洲PIT）に立つのはとても難しいことなんですけど、ここまでくるのに2年かかってしまったっていう思いも同時にあって。最近よくグループの未来について話す機会があって、メンバーみんなそれぞれがグループの未来を考えてて。このメンバーとだったらもっと上を目指せるんじゃないかなと思いました」と7m!nのさらなる飛躍を誓った。

なお、この日のライブは4月28日20時からM-ON!にてライブの模様と舞台裏ドキュメントを含めた完全版として独占放送されることが決定している。また、7月15日からは夏の5大都市ツアー＜7m!n Live tour 2023 in Summer＞開催も決定している。