【レポート】“Legends Of Rock”キャンペーン、「レッド・ツェッペリンが110万円、デヴィッド・ボウイが95万円、クイーンが85万円……伝説のロックシーン未公開ポジフィルムが手に入る」

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「ロックの歴史的な“瞬間”を自分のものにできたら……」、そんなロックファンの夢を叶える注目の“ゲーム”が、2023年5月12日(金)からサービス開始となる。
※2023年5月15日追記:サービス開始は2023年5月18日(木)に変更となりました。

◆「Legends Of Rock」 関連画像


■コレクターはこの文化的遺産を共有し
■音楽史の⼀部を次世代に伝えるために保存することができる

「Legends Of Rock」は、WEB3業界のグローバルリーディングカンパニーAnimoca Brandsの支援を受けているNFTプラットフォームMADworld、世界中のトップミュージシャンの写真を保有するストックフォトGlobe Photos(Globe Entertainment & Media Corporation)2社による合同キャンペーンだ。

平たく言えば、スマートフォンのアプリゲームなどによくある、いわゆる“ガチャ”を回すことで、Globe Photosが所有する写真スライドが手に入るというもの。ガチャによって当たる写真スライドは、すべてオリジナルで未公開のもので、このゲームのために用意された1,000点の写真すべてにGlobe Photosの鑑定が付いている。

しかし鑑定付きといっても“その写真、どのくらいの価値があるものなのか?”と訝しがる人もいることだろう。先日、「Legends Of Rock」のローンチを記念して、オークションハウスとして日本で唯⼀の上場企業であるShinwa Auctionにてプレローンチイベント<LEGENDS OF ROCK AUCTION 2023>が開催されたが、その結果が、写真スライドの価値を証明している。


このイベントは、Globe Photosが所有する未公開写真スライドのオークション。日本ツアーから帰国し、ヒースロー空港に降り立ったレッド・ツェッペリン、「ジギー・スターダスト」時代のデヴィッド・ボウイ、解散直前のビートルズのオフィシャルプロモーションフォト、「ブレイク・フリー」のプロモーションビデオを撮影しているクイーンなど10点が出品された。


会場に集まった面々だけでなく、オンラインを通じて世界各国から参加した人々も交えて、その10点を競り合った結果、レッド・ツェッペリンの写真はなんと110万円! デヴィッド・ボウイが95万円、クイーン85万円、ビートルズ70万円と、いずれも高額で落札された。つまりは、世界のロックファン(とその価値に目を付け投機目的で参加した投資家もいたことだろう)がその価値を認めたと言えるだろう。


「Legends Of Rock」の特徴は、単に貴重な写真スライドが手に入るというだけではない。WEB3プロジェクトであるため、そのスライドのNFTとしての権利も得られるのだ。写真スライドをデジタル化し、NFTとする意義をGlobe PhotosのCEOであるKlaus Moellerと、MADWORLD HONG KONG LIMITEDのCEOであるRobert Tranは以下のように語っている。

「これらのオリジナル写真スライドのポジフィルムのほとんどは、半世紀以上にわたって古い倉庫の棚の中に隠れていましたが、Web3の力で、これらの⾳楽史に残る伝説に新しい命を吹き込んでくれました」(Klaus Moeller)

「これらのスライドのひとつをNFTとして所有することで、コレクターはこの文化的遺産を共有し、音楽史の⼀部を次世代に伝えるために保存することができます」(Robert Tran)


■“ロックアーティストが光り輝いた瞬間を捉えた1枚を
■自分のものにする”ことができる「Legends Of Rock」

さて、ここでゲームの流れをみていこう。

まずは、「Legends Of Rock」キャンペーンサイト(legendsofrock.io/)へアクセスし、Game Cards(チケット)を購入する。チケットは1枚10USドル、20枚セット140USドル、150枚セット300USドルとなっている。このチケット1枚につき、1回“ガチャ”が回せるといたってシンプルなシステムだ。当選すると「写真スライドNFT」を獲得することとなるが、これは、実際のオリジナル写真スライドを手に入れる権利が付いたNFT。つまり、写真スライドのNFTと、実物の写真スライドのふたつが手に入るというわけだ。

1回のゲームプレイでの当選確率は1%。この確率をどう捉えるかは、それぞれの価値観によるとは思うが、確率的には単純にチケットを100枚購入すれば、必ずスライド1枚が手に入ることとなる。ゲームシステムとしても、当選保証機能が搭載されており、プレイ回数が100回に達すると、自動的に当選することになっている。

つまり、チケットを1枚ずつバラで購入したとしても、1000USドルの費用で、その数倍の市場価値が見込まれるであろう写真スライドが得られるということ。運任せという側面を持つゲームではあるものの、それほどギャンブル性が高いとは言い切れないのかもしれない。

なお、ガチャに外れても“コミュニティパスNFT”と呼ばれるものが受け取れる。これは、ゲームをプレイするたびにレベルが上がっていく仕組みで、そのレベルによって当選確率がアップ、最大で5%に達するそうなので、確率的にも100回を待たずして、権利を獲得できそうだ。また、コミュニティパスNFTを所持することで、MADworldの記念品や、限定の写真の閲覧などの特典もあるそうだ。

“ロックアーティストが光り輝いた瞬間を捉えた1枚を、自分のものにする”ことができる「Legends Of Rock」。それは憧れのアーティストの誰もしらない姿を覗き見し、そしてそれを独占するかのようで、ロックファンにとっては至高の嗜みと言えるのかもしれない。また、NFTとして文化的遺産を次世代に伝えるという「Legends Of Rock」の発想は、これまでになかったものだとも思う。

「Legends Of Rock」は、ロックファンの気持ちをくすぐりながら、新たな文化遺産を生み出すプロジェクトと言えるのではないだろうか。なお、このプロジェクトの売り上げの10%は音楽コミュニティの発展に使われるそうだ。


最後に、「Legends Of Rock」キャンペーンの公式サポーターを務めるクリス・ペプラーのコメントを紹介しておこう。

「『Legends of Rock』は20世紀型のフィジカルな“1点モノ”の未公開写真と、デジタルアセットの両方をコレクションできます。それによって、今までにない喜びや楽しさが得られるのではないでしょうか。時間が経過しても劣化せずに価値として残るフィルムは非常に限られるわけで、その有限なものに対してNFTをつけていくのは、とても理に適っていると感じています。価値も上がってくると思いますし、2つとないフィジカルなものの希少価値も高騰するでしょう。それは嗜好品としてだけではなく、財産としてコレクションできるというバリューでもあるでしょう。

秘蔵の未公開写真を手に取ると、まさに時代の切り取りというか、二度と戻ってこない60年代〜70年代の雰囲気や感覚、スピリットみたいなものも宿っているように感じます。そういう意味では、歴史的価値も非常に高いと思いますね」。

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