土岐隼一、バースデーライブ開催「人生で最高の日がまた更新された」

土岐隼一が5月7日に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて、バースデーライブ＜土岐隼一 Birthday Live2023「Glorious World」＞を開催した。今回は昼の部の様子をレポートでお届けする。

◆ライブ写真（15枚）

オープニング映像とともにフルバンドを従えて登場した土岐隼一。まずは「Zepp Yokohama ぶち上げていくぞ！」のかけ声から、今年1月にリリースした自身初のテレビアニメのオープニング主題歌「Glorious World」、そして勢いそのままに「Good For」「Adolescence」と人気曲を続けて披露し、会場のボルテージを高めていく。声だし解禁のライブということで「Adolescence」では客席からの手拍子と声援で会場との一体感が生まれていく。


その後のMCでは会場へ集まったファンへ声だしを促し、会場の熱量を高めると「半端なDistance」「Nonfictional」、さらに新曲「Highway Love」の3曲を立て続けに披露して、ファンを自身のライブの世界に惹きつける。MCをはさみ、「僕らにはあったよなぁ」「all well and good」、そして土岐本人がアコースティックギターを演奏しながら歌う「きっともっと」の3曲を披露。これまでの雰囲気から一転、しっかりと歌の力でファンを惹き込むのは土岐隼一のライブの魅力の一つだろう。


さらに2ndシングルの表題曲「真心に奏」のライブアレンジバージョンから、「Mr. Innocence」「Original Scenery」の3曲を歌い上げた後は、「KEY」「True Gazer」の2曲を自身のエレキギターの演奏とともに届けた。2022年開催のライブ＜土岐隼一presents Good For LIVE!!＞で初披露された本人のギターパフォーマンスだが、今回はさらにレベルアップし、バンドとのグルーブ感満載の演奏で一気に会場のテンションをマックスに持っていくと、最後はデビュー曲「約束のOverture」で最高潮のままライブ本編は終了となった。


声だし解禁となり、久しぶりのファンからの「アンコール」の声を受けて、ステージに登場した土岐。アンコール1曲目として「Party Jacker」を披露、間奏ではここまで一緒に演奏をしてくれたバンドメンバーを紹介し、さらに会場を盛り上げる。グッズの告知をはさみ、次曲「Time with you」のコール＆レスポンスの練習でこの日一番の盛り上がりを作って、満を持して楽曲を披露……という瞬間に、サプライズが。


ハッピーバースデーのBGMとともに、謎の着ぐるみがケーキとともにステージに登場。土岐の誕生日をお祝いする。突然のサプライズに喜びと驚きを隠せない土岐。着ぐるみの正体は事務所の後輩・石井孝英で、信頼する後輩からの粋なサプライズに笑顔を見せた。その後、土岐も出演する『東京リベンジャーズ』で共演中の新祐樹、畠中祐からのビデオメッセージ、さらにバンドメンバーからのプレゼントと、土岐の誕生日を祝う演出がバースデーライブに華を添えた。


「人生で最高の日がまた更新された」と本人が語り、感動的な雰囲気に包まれる中、改めて会場のファンと「Time with you」を一体となって歌い上げると改めて感謝を伝え、最後の1曲として本ライブのタイトルにもなっている「Glorious World」を再び披露し、最高のバースデーライブの幕が閉じた。