アフリカン・ヘッド・チャージ、12年ぶりのアルバムから2ndシングル発表

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アフリカン・ヘッド・チャージ12年ぶりのアルバム『Trip To Bolgatanga』から、2ndシングル「A Bad Attitude」がミュージックビデオと共に公開された。

パーカッション奏者のボンジョ・アイヤビンギ・ノアとUKダブのパイオニアとして知られるプロデューサーのエイドリアン・シャーウッドを中心に結成された〈On-U Sound〉の伝説的プロジェクト、アフリカン・ヘッド・チャージ。本楽曲「A Bad Attitude」には、ガーナで最も有名なコロゴ奏者の一人、キング・アイソバが奏でる西アフリカの弦楽器リュートの音色と、独特なヴォーカルがフィーチャーされている。



結成メンバーであるボンジョ・アイヤビンギ・ノアがレコーディングを主導し、彼の盟友でともにグループを動かしてきたエイドリアン・シャーウッドが制作の指揮に加わった最新作『Trip To Bolgatanga』。『My Life In A Hole In The Ground』や『Songs Of Praise』といったアフリカン・ヘッド・チャージの往年の名作が思い起こされる一方、過去のアルバムでは世界各地から集めたエッセンスを一緒くたに混ぜ合わせていたのに対し、ニューアルバムではひとつの場所を念頭に置いているという。『A Trip To Bolgatanga』とは、ボンジョにとって現在の生活拠点であるガーナ北部を巡る音楽の旅だ。これは幻想的な旅路の記録であり、そこに現れる風景を象徴する、さまざまなハンドパーカッションや人々が唱和するチャントの歌声を補強するように、轟くベース音、変化を加えた管楽器、余分な音をカットするエフェクト、騒々しいワウペダルの効果、何かにとりつかれたようなブードゥー教のダンスミュージック、合成されたうねりのサウンド、コンガのリズム、何層にも入り乱れる電子楽器のエフェクト、ブルースの影響を感じさせる木管楽器、ファンキーなオルガンの音などが加わっている。

そして9月、アフリカ発UKダブ経由の轟音を日本へと伝授すべく、アフリカン・ヘッド・チャージは日本にやってくる。ライブ・ダブ・ミックスを手がけるのはもちろんエイドリアン・シャーウッドだ。そしてGEZANも出演決定。彼らのステージはLittle Tempo、OKI DUB AINU BANDなどで活動し、DRY&HEAVYのメンバーとしても名を連ねた日本が誇るダブエンジニア、内田直之がライブ・ダブ・ミックスを担当する。そしてエイドリアン・シャーウッドは「DUB SYCHEDELIA SET」と名付けられたソロセットも披露する。エイドリアン・シャーウッドは、札幌Precious Hallと岡山YEBISU YA PROでもクラブショーを行う予定。





アフリカン・ヘッド・チャージ、GEZAN、エイドリアン・シャーウッドが共演を果たす<ADRIAN SHERWOOD presents DUB SESSIONS 2023>は、9月14日に東京公演、9月15日に大阪公演が開催。先行販売分は、すでに規定枚数に到達しているということで、完売必至のチケットは5月20日(土)より一般発売がスタートする。



アルバム『Trip To Bolgatanga』


release: 2023.07.07 FRI ON SALE
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13353

国内盤CD Tracklist
1. A Bad Attitude
2. Accra Electronica
3. Push Me Pull You
4. I Chant Too
5. Asalatua
6. Passing Clouds
7. I’m A Winner
8. A Trip To Bolgatanga
9. Never Regret A Day
10. Microdosing
11. Flim 18 (Bonus Track)
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