＜Brunch! Electronik Festival 2023＞、スペイン・バルセロナで8月開催

これまで、リスボン、ロンドン、サンティアゴ、アンドラなどといったさまざまな都市で開催されてきた＜Brunch! Electronik Festival＞が、今年で10周年を迎える。

◆＜Brunch! Electronik Festival 2023＞ 関連画像

バルセロナでは、デイイベント＜Brunch In the Park＞からスタートし、昨年には＜Brunch Weekender＞と題した初のオールナイトイベントを開催し成功を収めた本フェスティバル。その集大成ともなる今年は、バルセロナ市内の3つの有名スポットを会場に、2023年8月11日から13日までの3日間に渡り開催され、世界中からトップアーティストがお祝いに駆け付ける。

海に近く、さまざまなビッグイベントが開催されているParc del Fòrumでは、8月11日、12日にテクノ、テックハウス、メロディック、ハウス、ライブの5つのステージが用意され、自然に囲まれた庭園Jardins de Joan Brossaでは最終日の13日にデイイベント、バルセロナ有数のローカルクラブNitsa Clubでは毎夜アフターパーティが開催される予定となっている。昼夜問わず、エレクトロニックミュージック界で活躍するあらゆるジャンルのアーティストの最先端サウンドを存分に楽しめるコンテンツと言えるだろう。

出演には、アーム B2B ディクソン、Anotr、ボーイズ・ノイズ B2B VTSS、カール・コックス、ジェフ・ミルズ、FKJ、ホット・チップ、カイネムジーク（&Me、アダム・ポート、ラムパ）、リトル・ドラゴン、マルコ・カローラ、マルセル・デッドマン、ニーナ・クラヴィッツ、ポール・カルクブレンナー、SBTR、アンダーワールドといった世界のトップアーティストたちが名を連ねており、10周年に相応しい豪華ラインナップとなっている。さらにはメインフェスティバルが終了したあと、スペイン屈指のナイトライフ中心地Nista Clubへと場所を移し、ファラーゴ、タマ・スモ、エアロッド、アクセル・ボーマン、サウンド・トゥピナンバといったアフターパーティとは思えない豪華ラインナップで朝まで開催される。

同フェスでは音楽だけでなく、ワークショップや大人も子供も楽しめるインタラクティブなゲームといったアクティビティも用意されている。バルセロナ拠点の反ホモフォビア団体OCH協力のもと情報提供や教育が行われ、このイベントの長年にわたる包括性、尊敬、思いやりへのコミットメントを強化する。またヴィーガンやベジタリアンといった菜食主義者を含む幅広い地元のフードベンダーが出店し、地産地消に特化することで走行距離やフットプリントを制限。ビーチクリーンやSocial FoodingなどのNGOへ残ったフードを寄付するなど、ミュージック分野においても無視できない環境問題を考慮し、サステナブルな活動を積極的に取り入れていることにも注目してほしい。



◆オフィシャルサイト