フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、36年ぶりの再結成パフォーマンス「完璧だった」

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フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが故郷、英国リバプールで<ユーロビジョン・ソング・コンテスト2023>が開催されるのを祝して再結成し、5月7日に開かれた開幕式で36年ぶりにライヴ・パフォーマンスした。演奏したのは「Welcome To The Pleasuredome」1曲のみだったが、フロントマンのホリー・ジョンソンは「完璧なポップ・モーメントだった」と満足しているそうだ。

◆フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド画像

ジョンソンは、「彼らのことをどれだけ愛していたか、どうして彼らのことが好きだったのか、僕は忘れていた」と『BBC Breakfast』に話している。「僕らは友人だった。そして名声とその強烈さが僕らの関係を変えた。僕らはいつも一緒だった。5年間、24時間一緒だった。それでは、関係に悪影響を及ぼす」

「それに、僕らは猛烈に働いていた。想像を絶するほどだ。僕らはみんな、若く、その影響をもろに受けた。ストレス、疲れ、でも、誰も気にかけてくれなかった。ただレコードを売り、儲けることだけが求められていた」

メンバー間の関係は悪化し、バンド解散後も良好とはいかなかったものの、故郷での<ユーロビジョン・ソング・コンテスト>開催は、「いい機会になった」という。「僕らがステージに立った瞬間、オーディエンスから歓声が巻き起こった。素晴らしかった……。僕らの間には、昔と同じ絆があるように思えた。ダイナミックさもエネルギーも同じだった」

その日の体験全てが「真の喜び」で「本当に完璧なポップ・モーメントだった」そうだ。

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドは現在、バイオグラフィ映画の制作が進行中だという。ジョンソンが1995年に出版した自叙伝『A Bone In My Flute』をもとにしており、ジョンソン役は、80年代のロンドンを舞台に同性愛の人たちや彼らの友人の人生を描いたドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』に出演したカラム・スコット・ハウエルズが演じることが決まっているという。

Ako Suzuki



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