HYBE新アーティスト“MIDNATT”の正体が明らかに、初シングルを6つの言語で同時リリース

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HYBEが<Project L>として予告していたアーティストデビュープロジェクトの全貌が明らかになった。イ・ヒョンの「もう一つの自我」として生み出された、“音楽と技術を融合した”アーティスト「MIDNATT」(読み:ミッドナット)が活動を開始する。

◆「Masquerade」MV

<Project L>はBIGHIT MUSICとHYBEのソリューション事業組織「HYBE IM」による初めてのコラボレーションプロジェクトだ。5月15日0時にMIDNATTの初のデジタルシングルとなる「Masquerade」の音源とミュージックビデオが公開され、13時には両社の代表とMIDNATTも参加する記者懇談会が行われた。

「Masquerade」は、“アーティストとして新しい姿を見せたい野望と恐怖が共存する感情”をラブストーリーの形に落とし込んで表現した楽曲。Supertone社の多言語発音補正技術を活用し、韓国語と英語、スペイン語、日本語、中国語、ベトナム語の6つの言語によるバージョンが同時リリースされた。アーティストのオリジナルボイスをもとにプロジェクトのサウンドやビジュアルに最適化する形でデザインしたという女性ボイスも盛り込まれている。

ミュージックビデオでは、アーティストに内在する様々な自我を3つの人格として表現し「過去の自分を抱きながら、新しい自分を完成させるMIDNATTのストーリー」が描かれる。リアルタイムコンテンツソリューション企業Giant Stepとの協業で制作されたもので、映像は森の場面を除き、拡張現実システムに基づいて作り上げられたそうだ。


15日の懇談会に参加したMIDNATTは、「長い間歌手として活動してきたが、音楽的に今までやったことのない、新しい音楽をやってみたい気持ちがあった。 MIDNATTには歌手イ・ヒョンとはまた別のアイデンティティを見せたいと思い、私の真正性を込めた」「もう一度新しい挑戦ができるモメンタムができたことに感謝している」とコメント。

また、BIGHIT MUSICのシン・ヨンジェ代表は「今回のプロジェクトが音楽産業に新しい変化を呼び起こす契機になることを期待する。アーティストやクリエイターは、音楽やコンテンツに盛り込もうとしたメッセージを想像力の限界なく実現していくサポートを得ることができたと思う。これを通じてファンの方々がより一層没入感を持って音楽とコンテンツを楽しめることを願う」「このような好循環は究極的に音楽とコンテンツのより良い発展を導き、K-POP産業の影響力拡大と共に音楽産業の進化につながるものと期待している」とし、HYBE IMのチョン・ウヨン代表は「音楽と技術との出会いは音楽産業の境界を拡張し、また産業の土壌を豊かにする新しい試みだと思う。エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業としてHYBEが技術との融合を中長期戦略として強調している理由でもある」「<Project L>は音楽と技術が共に進んでいくことができる数多くの道の一つに踏み出してみたもので、HYBE IMは音楽と技術の融合を通じて音楽とコンテンツをより一層多彩に体験できる新しい方法を探し続ける予定」と述べている。
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