デイヴィッド・カヴァデール、ジョン・サイクスとのコラボ「上手く行かないだろう」

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80年代、「Still Of The Night」「Is This Love」などホワイトスネイクの代表曲を共に創り出したデイヴィッド・カヴァデールとジョン・サイクスだが、カヴァデールは、再びサイクスとコラボするのは無理だと考えているそうだ。

◆ホワイトスネイク画像

『Metal Edge』のインタビューで、サイクスとの関係を問われたカヴァデールはこう話した。「知ってのとおり、僕らの関係はおかしくなった。それは残念だった。でも、ジョンは昔も今も素晴らしい才能の持ち主だ。音楽面での僕らの相性は素晴らしかった。でも、個人的には上手く行かなかった。僕らが一緒に作ったアルバムがどれだけ素晴らしかろうが、僕らは人として通じ合うことができなかった」「ジョンはあのアルバム(1987年リリースの『Whitesnake』)には絶対不可欠な存在だし、凄いライヴ・プレイヤーだ。でも、あれには欠けていた重要な要素もたくさんあった」

サイクスがバンドを脱退した後、連絡を取り合っているかとの質問には、「(カヴァデールのソロ・アルバム)『Into The Light』のデモに取り掛かっているとき、話した。15年くらい不仲だった後、僕ら、話をし、いい感じだった。彼とまたコラボしようかって考えが頭をよぎったよ」と答えた。しかし、「話せば話すほど、僕はかなり変わったし、彼は長いこと自分の好きなようにやってきたってことを実感した。だから、上手く行かないだろう。“また繰り返しになるだろう。それはできない”って思った」という。

「人生のこの時点で、僕は何であれ後悔の扉を開けることになるものはやりたくない。ファンをがっかりさせるのはわかってるし、ジョンの成功を祈っている、彼が敬愛されているプレイヤーなのはわかってる」

ジョン・サイクスは1983年末~1986年にホワイトスネイクに在籍。短期間ではあったが、ホワイトスネイクの歴史に大きな足跡を残した。



Ako Suzuki
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