ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ、アイヴァンの術後合併症によりさらなる公演中止

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ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは、今週水曜日(5月17日)、フランス・パリで開催されるメタリカの公演に参加予定だったが、フロントマンのアイヴァン・ムーディに手術後の合併症が生じたとして、先月に続き出演を中止した。

◆ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ画像

ムーディは数週間前、3箇所に発症したヘルニアの手術を受け、バンドは4月29日にオランダ・アムステルダムで開かれたメタリカの公演への出演をキャンセルしていた。

今週のパリ公演で復帰するはずだったが、彼らは15日、「アイヴァンが数日前、ヘルニアの手術から生じた合併症が原因で緊急治療室へ向かった。最良の治療を受けているが、医師から少なくとも6月12日までは活発な動きをともなうパフォーマンスはすべきではないと忠告された。そのため、その前に予定していたヨーロッパでの公演を行うことができない」との声明を出し、謝罪した。

メタリカの17日のパリ公演と28日のドイツ・ハンブルク公演には、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチに代わってエピカが出演する。

ムーディは4月終わり、「ビデオを撮影していて、ちょっと飛び回っていたら何かがポンと破裂するような感じがした」「(手術は)すぐだった。俺は楽勝だなって思っていたが、同時に3箇所やったことで、控えめに言っても俺の身体はショックを受けた。歌うには当然、横隔膜や腹を使うだろ」「正直言って、こうやって座っているのさえ辛い」と話していた。

ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは現時点、6月14日にルーマニアで開かれる自身のヘッドライン公演でヨーロッパ・ツアーを開始する予定。

Ako Suzuki



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