ジューダス・プリースト、ニュー・アルバムのレコーディングが終了間近

Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストは、ニュー・アルバムのレコーディングを間もなく終えるそうだ。彼らの新作は、2018年にリリースした『Firepower』以来。2019年には早くもグレン・ティプトンが新しいリフの制作を始めたと伝えられていた。
ギタリストのリッチー・フォークナーは、米カリフォルニアのラジオ局KCAL-FMのインタビューで新作のリリース時期について問われると、こう答えた。「まだ決めていない。レコーディングはもう少しで終わる。それからミックスだ。マスタリングして、それから当然、実際にレコードを製造する過程がある。だから、僕らの手中にはなく、どれくらいかかるのかはわからない。でも、それほど長くはないはずだ。僕ら、世に出すのが楽しみで仕方ないんだ」
前作『Firepower』が成功したことにより、曲作りは容易くなったかとの質問にはこう答えている。「ある意味ではそうだ。何をすべきかわかってる。でも、逆に難しくなったところもある。前作に匹敵するものにしなくてはならないんだから。よりいい曲、よりいいプロダクションのアルバムを作らなくてはならない。水準が引き上げられた。とくに前作は世界中のたくさんの人々と繋がり、評判も良かった。それよりいいアルバムをどう作ったらいいか、それがゴールとなる。だから、いろんな面でより困難だ」
ジューダス・プリーストは、オジー・オズボーンとのヨーロッパ・ツアーが中止されたため、年内、ツアーの予定はなくアルバムの制作に専念するものと考えられている。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ジューダス・プリースト、9年ぶりのUKツアー開催を発表
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、ロックの殿堂で思いがけない愛を受け取る
ニッキー・シックス、ドリー・パートンのロック・アルバムでロブ・ハルフォードとコラボ?
『Rolling Stone』誌、史上最高のヘヴィ・メタル・ソング・ランキングを発表
ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード「オジー・オズボーンは正しい決断を下した」
スーパーグループElegant Weapons、ファースト・シングルをリリース
オジー・オズボーンとツアー開催予定だったジューダス・プリースト「オジーへ愛と支援を」
ロブ・ハルフォード、アイアン・メイデンのロックの殿堂候補を祝福
ジューダス・プリースト、パンテラ、レインボーのメンバーによる新バンド、ライヴ日程を発表
