エピフォン、オリジナル・モデル3機種『Casino』『Broadway』『Sheraton』がアップデート

創業150周年を迎えるエピフォンはが、代表的人気モデル3機種『Casino(カジノ)』『Broadway（ブロードウェイ）』『Sheraton（シェラトン）』をアップデートし発売した。

●カジノ


1961年に発売されたカジノは、当時かつてのライバルで新たなパートナーになったギブソンと共用するミシガン州カラマズーに新設されたエピフォンの工場で、設計・生産されたシンライン・アーチトップ・シリーズの1モデルだった。その後カジノは、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがシカゴのチェス・レコードで「サティスファクション」のデモを録音する際に使用。さらにハウリン・ウルフは最初のイギリスツアーでカジノを使用してTV番組“サンク・ユア・ラッキースターズ”に出演。その直後、ビートルズのジョン・レノンとジョージ・ハリスンは1966年のワールドツアーのためにカジノを購入、その後多くの名演をカジノで残している。

特徴は、エピフォンPRO P-90ドッグイアー・シングルコイル・ピックアップ、5層メイプルボディを採用。ナチュラル、ヴィンテージ・サンバーストの2色をラインアップ。エピフォン・プレミアムギグバッグが付属となる。

●ブロードウェイ


70年以上の長きにわたり、エピフォンのブロードウェイは、ホローボディを擁する究極のジャズギターと称され、ルーツ・ロックなど現代のあらゆるジャンルで活躍するモデル。

Alnico Classic PROハムバッカー、ヴィンテージスタイルのゴールド・フリークエンセイタ― スプリットトラペーズ・テールピースを搭載。インディアンローレル指板上には、アバロン素材のトライアングル・インレイと、マザーオブパール素材のブロック・インレイが施され、このジャンルレスに躍動するアーチトップモデルに落ち着いた気品をもたらす。ヴィンテージ・サンバースト、ワイン・レッドの2色をラインアップ、エピフォン・プレミアムギグバッグも付属。

●シェラトン


シェラトンは、数あるエピフォンの“シンライン”セミホロー・エレクトリックギターの中で最も影響力のあるモデル。伝説的なジョン・リー・フッカーからノエル・ギャラガー、ジ・エッジ、エミリー・ウルフなど、数々のトップアーティストから愛され続けている。

レイヤード・メイプルから作られたセミホローボディが採用され、ハウリングに強いメイプルセンターブロックを備える。22フレット仕様のマホガニー・ネックはバインディング仕様で仕上げられ、インディアンローレル指板上ではアバロン素材によるトライアングル・インレイとマザーオブパール素材のブロック・インレイが施されている。バインディング付きのヘッドストックは、歴史的なエピフォンのロゴとマザーオブパールの”ツリー・オブ・ライフ”のデザイン。

搭載されているEpiphone ProBuckerミニハムバッカーは、ほぼすべての音楽ジャンルにフィットする幅広いダイナミックなトーン。ヴィンテージスタイルのフリークエンセイタ― スプリットトラピーズ・テールピースを含むゴールド仕様のハードウェア。ヴィンテージ・サンバーストとナチュラルの2カラーをラインアップ。エピフォン・プレミアムギグバッグが付属となる。