【イベントレポート】ちゃんみな、ぼっち参加も楽しい<Naked展>を満喫

ツイート

ちゃんみなの4thアルバム『Naked』リリースを記念した<Naked展>が、6月1日から6月4日までの4日間、東京・渋谷のイベントスペース「Hz-Shibuya」にて開催されている。ここでは、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。

◆<Naked展>画像

「Hz-Shibuya」のガラス張りの外観は白いストリングカーテンで装飾され、壁面いっぱいに「CHANMINA Naked Exhibition」の文字、さらには今回のアルバム『Naked』のキービジュアルに使われたちゃんみなの写真が約3メートルという大きさで掲示され、遠目からでもよく目立つ。渋谷パルコの真向かいという立地もあってか、オープン前から通行人が思わず足を止めてスマホを掲げる様子が見受けられた。


まずは入口でちゃんみなのキービジュアルがお出迎え。中に入ると、アルバム『Naked』の楽曲が流れる中、今回のアルバムアートワークが大小さまざまな大きさで20枚以上展示されている。アートワーク横にはアルバムのロゴや簡単な紹介文、曲タイトルとともに、「何語でもいいか、何語でも。音楽だから…」という、収録曲「444」のちゃんみなのセリフが掲出されている。

本人の言葉を借りれば、これは「アルバムを象徴する」言葉であり、アルバムを通して伝えたかったメッセージのひとつだった。と同時に、本展示のコンセプトのひとつにもなっているようだ。というのも、展示内容についての説明はこれ以降ほとんどなく、どんな言語の人にも平等に伝わる展示内容になっているからだ。頭で理解するのではなく、文字通り楽曲を「体感」することに重きが置かれた展示であると言えそうだ。


アートワークの向かいにある「覗き穴」は、本展示の見どころのひとつ。壁に小さな穴が5つあり、その穴を覗くと、その先にちゃんみなのオフショット(というより、プライベート?)が展開されている。普段見ることのできない彼女の姿は、きっと多くのファンにとって新鮮に映るだろう。

覗き穴のうちいくつかは、ぱっと見ただけではいったい何が映っているのかよくわからないかもしれない。ぜひ壁に近寄ってじっと目を凝らし、穴の向こう側をしっかり覗き込んでほしい。その至近距離と狭い空間の中に、ドキッとする光景があるかもしれない。


もうひとつの見どころとして、フォトスポットが豊富にあることもあげられる。会場中央には9ヶ所ものフォトスポットが用意され、「Mirror」MV冒頭と同じブルーの背景と青いマイクスタンド、「サンフラワー」MVで使用された「エモ神絵師」Ranのイラスト、「悪ふざけで入れた」という「B級」の顔文字パネルなどが用意されている。

中でも注目は、「Mirror」だけに(?)おしゃれなミラーセルフィー(鏡越しに写真を撮ること)が撮れる鏡が何種類も用意されていることだ。

たしかにミラーセルフィーは自撮りの新定番として定着しつつあるが、単に流行っているから設置されているのだろうか。それもあるかもしれないが、過去のライブでは鏡を使った印象的な演出を行い、「鏡は自分にとって大事なモチーフ」だと語るちゃんみなであれば、何か他にも意図があると考えてもおかしくはない。

ひとつ考えられるのは、これらの鏡があることによって、ひとりで展示に参加する人がよけいなプレッシャーを感じなくて済むということ。

こういったイベントにひとりで参加すると、場合によっては、写真を撮りたくても撮りづらいと感じることがあるかもしれない。しかし本展示のように、フォトスポットにミラーセルフィーを促す鏡があれば、ひとりで写真を撮ることにためらいがなくなるだろう。ミラーセルフィーはそもそもひとりでやるものなのだから。どんな人も置き去りにしない細やかな気配りは実にちゃんみならしいと言え、彼女のメッセージはこんなところにも反映されているのだなと思わせられる。

他にも、先日の横浜アリーナ単独公演<AREA OF DIAMOND>で流れた、あまりにも楽しそうな「Mirror」MVメイキング映像や、実際にライブで使用された6種類の衣装などを鑑賞できるほか、会場限定のグッズ販売はもちろん、来場者限定記念として「Royal Card(応援証明NFT)」の配布もある。全4種類のNFTカードは日程によってデザインが異なるという。



本展示は、今回のアルバム『Naked』の世界をより深く楽しむことはもちろん、横浜アリーナ公演を振り返ってその細部を楽しむことも、普段見ることができないちゃんみなのプライベート部分や裏方作業を垣間見ることもできる。また、ただ音楽を聴いて感動するだけでなく、複数のフォトスポットで撮影した写真をSNS等にアップすることで自分なりのNakedを表現することもできるし、あるいはもちろん、限定グッズを手にいれる貴重な機会でもある。

本展示は時間予約制でひとりでの鑑賞が苦にならない工夫がされているので、友達を誘ってもいいが、ひとりでもぜひ、足を運んでみてほしい。

<Naked展>は、入場料が前売1,000円、当日1,100円(別途手数料)の時間予約制で、こちらはWEBにて購入が必要となっている。

取材・文◎山田宗太朗
撮影◎井出康郎

<Naked展>


開催日時:
2023年6月1日(木)12:00-20:00 ※最終受付19:30
2023年6月2日(金)11:00-20:00 ※最終受付19:30
2023年6月3日(土)11:00-20:00 ※最終受付19:30
2023年6月4日(日)11:00-17:00 ※最終受付16:30
開催場所:東京・Hz Shibuya(ヘルツシブヤ)
入場料:前売り1,000円、当日1,100円(別途手数料)
チケット予約リンク:
https://chanmina-popup-naked.moala.live

4thフルアルバム『Naked』


2023年4月26日(水)発売
https://chanmina.lnk.to/naked

■初回生産限定盤
WPCL-13457 ¥7,150(税込)/¥6,500(税抜)

■通常盤
WPCL-13456 ¥2,750(税込)/¥2,500(税抜)

収録内容(初回生産限定盤、通常盤共通):
01. Good
02. RED
03. 444
04. Wake up call
05. Don’t go feat. ASH ISLAND
06. サンフラワー
07. You Just Walked In My Life
08. naked now
09. Mirror
10. FUCK LOVE
11. Miso soup
12. B級
13. クズになったらしいじゃん
14. 美人 (Remix) feat. Awich
15. TOKYO 4AM
16. Love Face
17. I‘m Not OK

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス