ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ、I・ムーディがまだ完治せず、ヨーロッパ全公演を中止

ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは、フロントマンのアイヴァン・ムーディがヘルニアの手術を受け、その後、合併症が生じたため、5月のヨーロッパ公演をキャンセルしていたが、まだ体調万全とはいかず、残りの3公演も中止することとなった。

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ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは、5～6月にヨーロッパでフェスティバル出演やヘッドライン公演開催ほか、メタリカのヨーロッパ・ツアーに参加するはずだった。メタリカのツアーでは4月29日のオランダ・アムステルダム公演、5月17日のフランス・パリ公演、28日のドイツ・ハンブルク公演への出演をキャンセルしていた。

彼らは今月14日にルーマニアで開催される＜METALHEAD 19 Years LIVE＞でステージに復帰予定だったが、先週終わり、「非常に残念ではあるが、この夏のヨーロッパ・ツアーでの最後の3公演、ルーマニア、スウェーデン（*メタリカの公演のオープニング・アクト）、スイスでの公演をキャンセルする。アイヴァンは最近、医療チームに診てもらい、7月初めまで休養し、移動を避けるよう忠告された」との声明を出し、メタリカやファンの理解と支援、さらには彼らの代理を務めてくれたナイトウィッシュのフロール・ヤンセンとエピカに感謝した。

メタリカが18日に開くスウェーデン公演には、パリ、ハンブルク同様、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチに代わってエピカが出演する。

ファイヴ・フィンガー・デス・パンチは、7月21日に北米で自身のヘッドライン・ツアーを開始し、8月からメタリカの北米公演に参加する予定となっている。

Ako Suzuki