ロブ・ハルフォード「死は恐れていないが、永遠に生きたいと思う理由が一つある」
Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、2020年に前立腺癌と診断され、寛解したものの、71歳になり、死についてよく考えるという。彼は、死は恐れていないが、永遠に生きたいと思わされることが一つあるそうだ。
彼は『Metal Hammer』誌のインタビューで、こう語った。「この数週間、それについて考えてる。俺は今年(8月)、72歳になる。72は80からそう遠くはないと実感するものだろ。とくに俺らの世界は、アルバムを中心に3年周期で回転しているからな。俺にはその周期があと数回しか残っていない。その現実にどう向き合うか、考えざるを得ない。俺は死は恐れていない。ちっとも気にかけていない。だが、俺が大好きでやっていることが終わりを迎えるって現実に折り合いをつけねばならない。それにより、永遠に生きたいと思わされる」
ジューダス・プリーストは現在、2018年にリリースした『Firepower』に次ぐニュー・アルバムを制作中で、新たな周期がスタートする。
ハルフォードは新作について、「素晴らしい曲たちだ。2024年のリリースを考えている」と話している。ジューダス・プリーストは年内、ライヴ・パフォーマンスの日程は告知しておらず、次回のツアーは2024年3~4月にUK/ヨーロッパで予定している。
Ako Suzuki
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