スキッド・ロウのデイヴ・セイボ「90年代、酔っぱらってフィル・アンセルモと酷い曲を作った」

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Photo: Chuck Arlund

スキッド・ロウのギタリスト、デイヴ“スネイク”セイボが、1992年に北米で行ったパンテラとのツアーを振り返った。あれほどパーティー三昧だったツアーはないという。

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セイボは『SPIN』のインタビューでこう語っている。「パンテラとのツアー以上にパーティー三昧だったツアーはない。彼らとのツアーはどんちゃん騒ぎだった。俺らが全員がブラザーとなった。ツアーは最初から最後までクレイジーで、まだ全員の肝臓が元気なのが信じられない。毎晩だ。15人位で飲んでた」

セイボはとくにパンテラのフロントマン、フィル・アンセルモと親しくなったそうだ。「俺らはどちらかの(ツアー・)バスでつるんでた。ある夜、フィルのバスにいて、朝の4時くらいまで曲を作っていたことがある。最低な、酷い、酷い曲の数々だ。15秒くらいのもので、ただただ酷かった。彼はまだそのテープを持ってる」

パンテラは、スキッド・ロウがセカンド・アルバム『Slave To The Grind』(1991年)をプロモートし開催したツアーでオープニング・アクトを務めた。

セイボは以前、80年代のハード・ロック・シーンを紹介する本『Nöthin' but a Good Time: The Uncensored History of the '80s Hard Rock Explosion』(Tom Beaujour, Richard Bienstock著)の中で、「ダイム(バッグ・ダレル)とフィルたちが俺らとツアーに出るって承諾したのは驚きだった。なぜなら(当時)俺らはヘア・バンドと見られていたからな。ガンズ・アンド・ローゼズとツアーをしたり、『Slave To The Grind』をリリースし、そこから少し距離を置いたが、人々の見方が変わるかどうかは、わからないだろ」と話していた。


Ako Suzuki
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