【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>Survive Said The Prophet、どこまでもたぎる想いが生む絶景「己の力を使って進化していく」

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荘重なSEが鳴り響き、EVIL STAGEに詰めかけた人々が息を呑む。そんなムードから輝かしく登場し、「T R A N S l a t e d」をぶちかましたのがSurvive Said The Prophet(以下、サバプロ)。

◆ライブ写真

赤いライトを背に、Yosh(Vo)がブチ切れ上等のシャウトとメロディアスな歌声を轟かせ、異なるカラーをシームレスに行き来する高性能っぷりを披露。荒ぶりながらも的確なプレイも相まって、序盤からオーディエンスを引っ張っていく。


「飛ぶぞー!」というYoshのひと言から会場が揺れに揺れ、キレッキレのシャウトでドライブ感も倍増した「Fool’s gold」をドロップした後、とんでもないスケール感を見せつけてくれたのが「Beauty Queen」だった。落ち着いたトーンからの覚醒っぷり、Yoshも気持ちよさそうに言葉を紡ぎ、ライブハウスではもちろん、スタジアムでも鳴らすべき1曲。ひと際大きな歓声も、上がるべくして上がったと言いたい。



そして、サバプロを知ってるとか知らないとか関係なく、一発で魅了するパワーを誇る「Right and Left」を放っていく。フロアからは自然とクラップが起こり、リズムに合わせて大きく手を振るオーディエンスとサウンドがまさに一体化。より高みへ連れていった後、短いSEからチャンネルを切り替えるように、激しく、ありったけの情熱を込めて鳴らしたのが「MUKANJYO」だ。Yoshの歌声とShow(Dr)のシャウトの混じり合いも秀逸で、沁みるラウドさとでも言うべきか、その加減が本当に絶妙。彼らのセンスの良さが表れたポイントでもあった。



まっすぐにフロアを見つめ、切なる願いが叶うようにと「Paradox」をプレイし、ここからラストスパートだという宣言から「found & lost」を叩きつける。瞬時にオーディエンスも反応し、フォームなんか気にせず、心のおもむくままに大声を出し、拳を突き上げ、高く高く飛ぶ。ステージもより熱を帯び、Yoshが「己で作り上げてきたモノは己で壊し、己の力を使って進化していく」と7月から始まるワンマンツアー<TOUR 2023 “MAKE / BREAK YOURSELF”>のタイトルに込めた意味を大声で叫んでから、「システム化されてる場合じゃねえぞ、お前ら!」と焚き付けてから問答無用でぶちアゲる「Network System」でフィニッシュ。どこまでもたぎる想いがこれ以上ない絶景を描き出していった。


取材・文◎ヤコウリュウジ
撮影◎鈴木公平

■セットリスト

1.T R A N S l a t e d
2.Fool's gold
3.Beauty Queen
4.Right and Left
5.MUKANJYO
6.Paradox
7.found & lost
8.Network System

■<SATANIC CARNIVAL 2023>

6月17日(土) 幕張メッセ国際展示場 9-11
6月18日(日) 幕張メッセ国際展示場 9-11

▼6月17日(土)出演者
AFJB
バックドロップシンデレラ
The BONEZ
Crossfaith
Dizzy Sunfist
Dragon Ash
ENTH
Fear, and Loathing in Las Vegas
FOMARE
ハルカミライ
HAWAIIAN6
Ken Yokoyama
locofrank
MONGOL800
ROTTENGRAFFTY
SHANK
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Survive Said The Prophet
Track's
WANIMA
Prompts (O.A.)

▼6月18日(日)出演者
04 Limited Sazabys
10-FEET
coldrain
Crystal Lake
dustbox
Fire EX.
GUMX
G-FREAK FACTORY
花冷え。
HEY-SMITH
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
OVER ARM THROW
RAZORS EDGE
SAND
SHADOWS
SiM
Suspended 4th
Hi-STANDARD

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