【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>Crystal Lake、新体制が浴びせる強固サウンド「日本、世界とヤバイ空間を作りたい!」

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約半年間に及ぶ新ボーカリスト公開オーディション『THE LIGHT』を経て、251名の応募者の中から選ばれたJohn(Vo)を迎え、新体制はスリップノット主催の<KNOTFEST JAPAN 2023>(4月1日)に出演。いきなり大型フェスに立つ形となったが、ビースト感に拍車をかけた獰猛さを発揮。さあ、このEVIL STAGEでどんなライブを見せてくれるのか。期待に胸は踊った。

◆ライブ写真

John、YD(G)、TJ(G)、Mitsuru(B)、Gaku(Dr)のメンバー5人が揃うと、「Lost In Forever」で戦闘開始。ブリブリのヘヴィな音像に叙情的なギターフレーズが絡み、そこにJohnのケダモノ・ヴォーカルが楽曲のピースを見事に埋めていく。続く「Mercury」においてもバンド感を高めた強固なサウンドを突きつける。





「We Are Crystal Lake!」とJohnは挨拶し、「サークルピット!」と煽ると、「Six Feet Under」へ。極悪度マシマシの演奏により、フロアにでっかいサークル・モッシュを作り上げる。重戦車並みのサウンドを「Mephisto」でも受け継ぎ、会場の熱気は膨らむ一方である。そして、トライバル・メタルを昇華した「Hail To The Fire」の呪術的なフレーズもライブで映え、観客の意識を釘付けにしていた。



「幕張、元気ですか? 来てくれてありがとう!」とJohnは感謝の言葉を述べ、次は「Prometheus」を披露。イントロから待ってました!とばかりに観客は騒ぎ、ドラマ性に長けた疾走感に引き込まれていった。

「本当にCrystal Lakeとして戻ってくることができて、ありがとうございます!改めて言いたいのは音楽は最高ってこと。皆さんのおかげで音楽を続けることができる。今年20年になるけど、Johnが新しいメンバーになり、0歳からのスタート。日本、世界とヤバイ空間を作りたい!」と熱い思いを吐露するYD。ショウは早くも残り2曲となり、「Watch Me Burn」では観客が手を横に振ったり、ラスト曲「Apollo」においてはフロアにケータイの光が灯る感動的なフィナーレを迎え、新体制Crystal Lakeを全面的に祝福する温かな空気が流れていた。歩みを止めず、懸命に走り続けるCrystal Lake。その背中はこれまでになく大きく、逞しく映った。

取材・文◎荒金良介
撮影◎半田安政

■セットリスト

1. Lost In Forever
2. Mercury
3. Six Feet Under
4. Mephisto
5. Hail To The Fire
6. Prometheus
7. Watch Me Burn
8. Apollo

■<SATANIC CARNIVAL 2023>

6月17日(土) 幕張メッセ国際展示場 9-11
6月18日(日) 幕張メッセ国際展示場 9-11

▼6月17日(土)出演者
AFJB
バックドロップシンデレラ
The BONEZ
Crossfaith
Dizzy Sunfist
Dragon Ash
ENTH
Fear, and Loathing in Las Vegas
FOMARE
ハルカミライ
HAWAIIAN6
Ken Yokoyama
locofrank
MONGOL800
ROTTENGRAFFTY
SHANK
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Survive Said The Prophet
Track's
WANIMA
Prompts (O.A.)

▼6月18日(日)出演者
04 Limited Sazabys
10-FEET
coldrain
Crystal Lake
dustbox
Fire EX.
GUMX
G-FREAK FACTORY
花冷え。
HEY-SMITH
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS
マキシマム ザ ホルモン
NOISEMAKER
OVER ARM THROW
RAZORS EDGE
SAND
SHADOWS
SiM
Suspended 4th
Hi-STANDARD

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