ジョシュ・ホーミ「イギー・ポップは高級レストランで、上半身裸でステーキを手で食べた」

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Photo by Jimmy Fontaine

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマン、ジョシュ・ホーミは、敬愛するイギー・ポップが高級レストランで見せた姿に歓喜したそうだ。

◆ジョシュ・ホーミ動画

彼は、Apple Musicの『The Zane Lowe Show』で、こんな逸話を明かした。「(ポップが行きたがっていた)Lawry's(ロウリーズ・ザ・プライムリブ)へ行ったんだ。彼はシャツなしでベストを着てた。それってすでに、Lawry'sにはちょっとリスキーだ。俺が初めてあそこへ行ったとき、からし色のジャケットを着なくてはならなかった。彼はその上、“暑くないか?”って言い出し、ベストを脱いだんだよ」

レストランのウェブサイトには、“ビジネス・カジュアル・ドレス・コード”を求めており、ビーチウエアやジム/スポーツ・ウェア、ビーチ・サンダルなどでは入店を断る可能性もあると記されているそうだ。

さらに、ポップはこんな行動にも出たという。「彼はLawry'sでシャツも着ず、ステーキを手で食べだした。俺が人生で目にした超サイコーなものだった。なぜなら、彼は彼のままだったんだから。彼は誰のことも傷つけていなかった。“俺はこうなんだ”ってだけだ」

当然、マネージャーからは注意を受けたという。「“申し訳ありませんが、食事の席で乳首を出しているのは衛生規範違反です”って言われたよ。イギーは“悪かった、当然だ”って言ってた」

ポップはベストを着たものの、手で食べるのは止めなかったそうだ。ホーミは「彼に惚れ直した」という。自分のしたいようにするが、他人の意見も聞き入れ、それに納得できれば従うというポップの姿勢に感銘を受けたそうだ。

ホーミは、ポップのアルバム『Post Pop Depression』(2016年)の制作に関わるなど、これまで何度かポップとコラボしてきた。

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは今週金曜日(6月16日)、約6年ぶりとなるニュー・アルバム『In Times New Roman...』をリリースした。

Ako Suzuki
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